滋賀県道512号葛籠尾崎塩津線

滋賀県道512号葛籠尾崎塩津線の紹介

滋賀県道512号葛籠尾崎塩津線（しがけんどう512ごう つづらおざきしおつせん）は、滋賀県長浜市を横断する一般県道です。この路線は、長浜市西浅井町の菅浦から始まり、西浅井町の塩津浜に至ります。特に、この道路は琵琶湖の北部を高台から一望できる観光道路として知られています。

観光道路としての魅力

この県道は、つづら尾崎展望台と月出峠を結ぶ道であり、沿道には美しい桜並木が広がり、春には満開の桜が訪れる人々を楽しませてくれます。また、琵琶湖北部の景観を楽しむための絶好のスポットとされています。⇨

つづら尾崎展望台には駐車場やレストハウスが併設されており、多くの観光客が訪れます。ここからは琵琶湖と伊吹山の大パノラマを楽しむことができ、雄大な自然を体感できます。

本道の特徴と歴史

この道路は、かつて滋賀県道路公社が運営していた有料道路で、現在は「奥琵琶湖パークウェイ」として親しまれています。路線は全長11.6kmで、滋賀県道513号葛籠尾崎大浦線と密接に繋がっています。非常に魅力的な景観とともに、歴史的な意義も持っている道です。このルートの一部は、旧県道木之本今津線（現在の国道303号）の旧道でもあります。

交通状況と通行制限

路線は冬季、12月から3月にかけては積雪のために閉鎖されることがあります。そのほかの季節でも、通行可能時間は8時から20時までと制限されており、特につづら尾崎展望台から西浅井町岩熊に向かう区間では通年一方通行となっています。このような制限は、道路の安全性を確保するために設けられています。

立地と周辺の見どころ

滋賀県道512号線には、長浜市立西浅井中学校や道の駅塩津海道 あぢかまの里など、周辺にはさまざまな施設が点在しています。また、途中にある月出峠や湖北隧道などは、自然豊かな環境の中に位置し、多くのドライバーや観光客に親しまれています。湖畔の景色や山の景観が見事に調和し、心を和ませてくれる道となっています。

おわりに

滋賀県道512号葛籠尾崎塩津線は、単なる移動手段を超えて、訪れる人々に自然の美しさを提供し、また日本の歴史にも触れるきっかけを与えてくれる道です。桜の季節や雄大な湖の景色を楽しむために、多くの人々の訪問が期待されます。美しい景観を楽しみながら、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

もう一度検索