道の駅塩津海道 あぢかまの里

道の駅塩津海道 あぢかまの里：近江の豊かな自然と人情あふれる道の駅

滋賀県長浜市西浅井町塩津浜に位置する「道の駅塩津海道 あぢかまの里」は、国道8号沿いにあり、北陸自動車道木之本ICから約10分とアクセス抜群の立地です。2005年に「奥びわ湖水の駅あぢかまの里」として開業し、2010年に道の駅として登録されました。駅名の由来となっている「あぢかま」は、塩津の枕ことばで、越冬のため飛来するカモにちなんでいます。

開業の背景と地域への貢献

この道の駅は、1997年から始まった土曜・日曜の青空市が起源となっています。地域住民の交流と活性化を目的としたこの青空市は、現在の道の駅につながる重要な取り組みでした。道の駅としての登録後も、地域貢献への取り組みは継続されており、2020年には西浅井町出身の若者グループが、地域振興を目的にハンバーガーショップ「COMEDY BURGER」を開店するなど、若い世代の活気も感じられます。

多彩な施設と魅力

道の駅には、広々とした駐車場（普通車74台、大型車12台、身障者用2台）をはじめ、多様な施設が整備されています。地元農産物の直売所や、軽食販売コーナー、パン工房といった食にまつわる施設の充実ぶりは特筆ものです。休憩に便利なトイレ（道の駅情報館内のトイレは24時間利用可能）も完備しています。さらに、「水の駅交流館」や「水の駅栽培ハウス」、丸子船の実船展示など、地域の歴史や文化に触れられる展示もあります。これらの施設を通して、来訪者は近江の豊かな自然と文化を満喫できます。

運営とアクセス

「道の駅塩津海道 あぢかまの里」は、長浜市が設置し、有限会社西浅井総合サービスが指定管理者として運営しています。同社は、JR西日本湖西線永原駅の駅舎「永原駅コミュニティハウス」も運営しており、地域貢献における豊富な経験と実績を有しています。

アクセスは、国道8号（国道303号と重複）塩津バイパス、または滋賀県道33号西浅井余呉線を利用できます。北陸自動車道木之本ICからのアクセスも良好です。

休館日

毎週火曜日（祝日の場合は翌日）と年末年始は休館となりますのでご注意ください。

まとめ

「道の駅塩津海道 あぢかまの里」は、単なる休憩施設にとどまらず、地域住民と観光客を繋ぐハブとしての役割を担っています。地元産の新鮮な食材を使ったグルメや、地域の歴史・文化に触れられる展示、そして温かいおもてなしは、多くの来訪者に忘れられない思い出を届けてくれるでしょう。近江の旅の際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

もう一度検索