漕代駅

漕代駅について

基本情報

漕代駅（こいしろえき）は、三重県松阪市の稲木町に位置する、近畿日本鉄道（近鉄）山田線の駅です。駅番号はM67で、多くの利用者にとって地域の交通の要所となっています。無人駅として運営されており、様々な特徴を持つこの駅は地元の方々だけでなく観光客にも利用されています。

歴史

この駅の歴史は1943年10月23日にさかのぼります。関西急行電鉄の山田線の一部として櫛田駅から斎宮駅の間に新たに開設されました。その後1944年に南海鉄道と合併し、近畿日本鉄道の一部となります。2005年には終日無人化され、その後構内踏切が廃止され、1番ホーム側に新しい入口が設けられました。また、2007年にはICカードのPiTaPaが使えるようになり、利便性が向上しました。

駅構造

漕代駅は地上駅で、相対式ホームが2面あり、2線の線路を持っています。ホームの有効長は4両です。各ホームは直接駅入口と繋がっていますが、水平移動を行うには駅東側にある踏切を通過する必要があります。残念ながらトイレは設置されていないため、訪れる利用者は事前に設備を確認しておくと良いでしょう。駅の管理は宇治山田駅が行っており、自動券売機や自動改札機はなく、乗車駅証明書発行機が設置されています。ICカード（PiTaPa・ICOCA）は専用の簡易改札機での利用が可能です。

乗降人員

最近の乗降人員調査結果によると、2023年11月7日の時点で、漕代駅の1日あたりの利用者数は236人でした。ここ数年のデータを見てみると、2022年や2021年は229人、234人と変動がある一方で、2018年には323人、2015年には337人を記録しました。過去の最高値は2005年の408人であり、年ごとの差異がはっきりしています。これらの数値は、駅の利用状況を知る上で参考となり、多くの要因に影響を受けた結果であることも脚注として記されています。

駅周辺

漕代駅の周辺地域には、神麻績機殿神社や松阪市立漕代小学校があり、地域社会に根付いた重要な施設となっています。また、櫛田川も近くにあり、自然を楽しむことができる環境です。これにより、地元住民や観光客にとっても訪れる価値のある場所となっています。

隣接駅

近畿日本鉄道の山田線において、漕代駅の隣には櫛田駅（M66）と斎宮駅（M68）が位置しています。便利な交通手段が揃っているため、周辺の移動にも非常に便利なスポットとして利用されています。

このように、漕代駅は地域の人々にとって欠かせない存在であり、その利用状況や歴史は今後も注目されることでしょう。

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