潟元駅

潟元駅：高松の地に根付くローカル線の駅

高松琴平電気鉄道志度線にある潟元駅は、香川県高松市屋島西町に位置する地上駅です。駅番号はS05。瓦町駅に次ぐ利用客数を誇り、地域住民の生活に密着した存在感を示しています。

駅舎とアクセス

単式ホーム1面1線というシンプルな構造の潟元駅は、2020年4月1日から無人駅となりました。以前は駅員が配置されていましたが、現在は無人での運行体制です。途中下車も可能です。

駅周辺は国道11号や香川県道14号屋島公園線、香川県道150号屋島停車場屋島公園線が通っており、交通アクセスは比較的良好です。バス路線の情報は、高松琴平電気鉄道の公式ウェブサイトなどで確認できます。

駅周辺の施設

潟元駅周辺には、様々な施設が点在しています。

四国電力総合研修所: 従業員の研修などに利用されています。
屋島総合病院: 地域住民の医療を支える重要な拠点です。
高松市屋島競技場（屋島レクザムフィールド）: スポーツイベントなどが開催され、多くの人々が訪れます。
マルヨシセンターかたもと店: 地元住民にとって便利なスーパーマーケットです。
百十四銀行屋島支店: 金融業務を担っています。
屋島自動車学校: 自動車運転免許取得を目指す人々が利用します。
* タダノ本社: 建設機械メーカーであるタダノの本社が駅周辺に位置しています。

特筆すべきは、かつて駅の目の前にあった四国電力総合研究所が、2016年に移転したこと。現在の場所へは地形の関係で大きく迂回する必要があり、高松琴平電気鉄道では、潟元駅から研究所への無料シャトルバスを運行しています。これは、地域住民や研究所従業員の利便性を考慮した、きめ細やかな配慮と言えるでしょう。

潟元駅の歴史

潟元駅の歴史は古く、1931年（昭和6年）3月16日に四国水力電気の駅として開業しました。この時、西潟元駅が廃止されています。その後、1942年（昭和17年）4月30日には讃岐電鉄に、1943年（昭和18年）11月1日には高松琴平電気鉄道志度線の駅となりました。そして、2020年（令和2年）4月1日、無人化が実現しました。

隣の駅

利用状況

詳細な利用状況データについては、高松琴平電気鉄道または関連する公的機関の資料を参照ください。

まとめ

潟元駅は、地域に密着した存在として、長きにわたり人々の生活を支えてきました。無人化という変化もありましたが、今後も地域住民にとって重要な交通拠点として、その役割を担い続けることでしょう。周辺の豊かな自然や歴史を感じながら、この駅を利用してみてはいかがでしょうか。

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