濱本英輔

濱本英輔（はまもと えいすけ）

1936年7月2日生まれの日本の経営者。

経歴

兵庫県出身。1961年に東京大学法学部を卒業後、大蔵省に入省。
為替局総務課を皮切りに、近畿財務局長、大臣官房審議官などを歴任し、1989年6月23日には大臣官房総務審議官に就任。
1991年6月11日には主税局長に就任。その後、1993年6月25日に国税庁長官に就任しました。

2003年11月には株式会社ロッテの副社長に就任し、2007年9月には同社の顧問に就任。
また、2004年から2006年まで、プロ野球球団である千葉ロッテマリーンズの球団社長を務めました。

2014年4月には、長年にわたる公務への貢献が評価され、瑞宝重光章を受章。

大蔵省・国税庁での役職

大蔵省入省後、様々な役職を歴任。

1961年4月：大蔵省入省（為替局総務課）
1963年6月：近畿財務局理財部
1964年6月：関東信越国税局調査査察部
1965年4月：大臣官房調査課調査主任
1967年7月：荏原税務署長
1968年7月：国税庁長官官房人事課長補佐
1970年7月：関税局企画課長補佐
1972年7月：銀行局銀行課長補佐（長銀・信託等）
1974年7月：主計局主計官補佐（厚生第三係主査）
1975年7月：主計局主計官補佐（厚生第一、二係主査）
1976年7月：大臣官房文書課長補佐（総括・審査）
1977年7月：大臣官房企画官 兼 大臣官房文書課
1978年6月：大臣官房企画官 兼 大臣官房文書課 兼 主計局調査課
1979年7月：主計局主計企画官（財政計画担当）
1980年6月：主計局調査課長
1981年7月：主計局主計官（文部、科学技術、文化担当）
1982年6月：主税局調査課長
1984年6月：主税局税制第一課長
1985年6月25日：主税局総務課長
1986年6月10日：大臣官房文書課長
1987年6月25日：近畿財務局長
1988年6月15日：大臣官房審議官（大臣官房担当） 兼 会計センター所長
1988年12月27日：大臣官房審議官（主税局担当）
1989年6月23日：大臣官房総務審議官
1991年6月11日：主税局長
1993年6月25日：国税庁長官
1994年7月1日：退官

人物

濱本英輔は、大蔵省（現財務省）から国税庁長官、そして民間企業の経営幹部へと、幅広い分野で卓越した手腕を発揮しました。そのキャリアは、日本の経済・財政政策の中枢を担い、その後はプロ野球界にも貢献するなど、多岐にわたります。その豊富な経験と知識、高いリーダーシップは、各方面から高く評価されています。

受章

2014年4月：瑞宝重光章

参考文献

* 興信データ株式會社『人事興信録 第45版 下』興信データ、2009年。

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