片桐勝彦

片桐勝彦

片桐勝彦（1966年12月20日生まれ）は、東京都豊島区出身のフラメンコギタリスト、作曲家、編曲家として知られています。彼の音楽的才能は多岐にわたり、フラメンコギターの演奏にとどまらず、作曲や編曲においても独自のスタイルを確立しています。また、政治家の片桐勝昌を祖父に持ちます。

略歴

片桐は幼少の頃からヴァイオリンを安田紀子に師事し、音楽の基礎を築きました。その後、ギターを独学で習得。中学時代には、藤尾領、伊藤信雄らと共にロックグループ「A-JARI」を結成し、音楽活動をスタートさせました。

明治大学では江波戸昭ゼミナールに所属し、世界の民族音楽を研究する中でフラメンコギターに出会い、鈴木英夫に師事し、フラメンコの道へと進みました。

1998年からは長期にわたりスペインに渡り、ミゲル・アンヘル・コルテスやパコ・アリアガなど、本場のギタリストに師事し、フラメンコの技術と知識を深めました。

2001年には、自身のフラメンコスタジオ「Estudio ROMERO」を開設し、後進の指導にも力を入れています。Estudio ROMEROは、フラメンコの普及と発展に貢献する重要な拠点となっています。

2005年には、渡辺えり、川原亜矢子らと共演した「風回廊」、2006年には沢田研二、南野陽子らと共演した「天国を見た男」など、舞台音楽の分野でも活躍しています。

日本フラメンコ協会の理事も務めており、フラメンコ界の発展に貢献しています。

メディア出演

片桐勝彦は、数多くのテレビ、ラジオ番組に出演しています。

テレビ

いきいきヤング（1996年、千葉テレビ）
NNNニュースプラス1（1997年、日本テレビ）
旅・わくわく（1998年、TBS）
ニュースの森（1998年、日本テレビ）
笑っていいとも（2002年、フジテレビ）
あなたが主役 音楽のある街で（2005年 - 2006年、NHK-BS2）
週間TokuTokuマガジン（2007年、横浜ケーブルビジョン）
夢追い人（2012年、NHK宮崎放送局）
土曜ワイド劇場・おとり捜査官（2013年、テレビ朝日）
おでかけ日和（2013年、フジテレビ）
flamencoみだれ髪（2014年、桐生ケーブルテレビ）

ラジオ

E ! to go（2002年、WOWOW）
INSIGHT（2004年、LOVE-FM）
GOODDAY MORNING TOKYO（2005年、J-WAVE）

CM

サッポロ「スナップルでゴーゴーゴー！」（1998年）
タイガー「土鍋 IH炊飯ジャー、炊きたて」（2006年）
MLA「みんな、オージー・ビーフで元気！」（2013年）

書籍

片桐は、フラメンコに関する記事やエッセイを多数執筆しています。

中央公論 「東京報道vol.2豊島区東長崎放浪記」（2002年3月号）
できる学習クラブ 「体育 小学3〜6年生」（2002年5月初版）
Paseoフラメンコ（2004年4月号〜2018年2月号まで多数）

参加CD・DVD

数多くのCDやDVDに演奏家として参加しています。

coba「Boy」
藤澤ノリマサ「アパッショナート」
渡辺えり「風回廊」
沢田研二「天国を見た男」
AMI 「発表会が出来るまで」
あられ＆サウダージ「月のカルナバル」

使用ギター

片桐は、以下のギターを愛用しています。

2003年製アントニオ・マリン
1987年製ヘルンディーノ
1998年製コンデ・エルマノス

外部リンク

片桐勝彦オフィシャルサイト
Estudio ROMERO
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Katsuhiko Katagiri - Facebook
片桐勝彦 - Instagram
* Estudio ROMERO - Facebook

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