狩留家駅

狩留家駅（かるがえき）

狩留家駅は、広島県広島市安佐北区狩留家町に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）芸備線の駅です。駅番号はJR-P09。

歴史

1915年（大正4年）4月28日：芸備鉄道の駅として開業。
1937年（昭和12年）7月1日：国有化により国鉄芸備線の駅となる。
1960年（昭和35年）7月1日：貨物取扱を廃止。
1973年（昭和48年）5月1日：「広島市内」の駅となる。
1983年（昭和58年）3月8日：荷物扱い廃止、無人駅化。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化によりJR西日本の駅となる。
2007年（平成19年）
4月1日：簡易委託を廃止。
7月1日：ダイヤ改正により快速が通過。
8月：ICOCA対応IC専用機を設置。
9月1日：ICOCA利用開始。
2018年（平成30年）
7月7日：平成30年7月豪雨により橋梁が流出、芸備線が不通に。
7月23日：広島駅 - 下深川駅間で運転再開。
8月25日：下深川駅 - 当駅間で運転再開。
2019年（令和元年）10月23日：橋梁復旧、当駅 - 中三田駅間で運転再開、芸備線が全線復旧。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、列車の交換が可能です。駅舎からホームへは構内踏切を渡ってアクセスします。駅舎は線路の西側に位置し、1953年竣工の木造瓦葺きという古風な佇まいです。

自動券売機が設置された無人駅で、広島駅が管理しています。以前は簡易委託駅として駅舎内で乗車券が販売されていましたが、ICOCA導入に伴い無人化されました。

2007年夏にICOCA対応改札機が設置され、北陸本線などで見られる直立式のIC専用カードリーダーが導入されました。芸備線では広島駅 - 当駅間でICOCAが利用可能です。当駅から三次方面へはICカードは利用できません。「広島市内」の駅です。

2018年3月5日には、駅周辺の公共下水道整備により、男女共用の汲み取り式便所が男女別の水洗式便所に改築されました。

のりば

基本的に、志和口・三次方面が1番のりば、広島行きが2番のりばを使用します。信号設備上は両方向への発着が可能で、逆向きに発車する列車も存在します。2011年には当駅 - 三次駅間の系統が設定されましたが、2017年のダイヤ改正で取りやめとなりました。

利用状況

広島市統計書によると、近年は1日平均乗車人員が減少傾向にあります。

駅周辺

狩留家郵便局
広島市立狩小川小学校
中山
鍋土峠

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

芸備線

■快速「みよしライナー」

通過

■普通

白木山駅 - 狩留家駅 - 上深川駅

その他

広島県呉市に「かるが浜駅」という名前の似た駅があります。

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