玉里団地について
玉里団地は、
鹿児島県鹿児島市にある、計画的に開発された住宅団地です。
甲突川の中流域に位置する丘陵地を切り開いて造成され、自然豊かな環境と生活利便性を兼ね備えています。
概要
所在地: 鹿児島県鹿児島市
構成: 玉里団地一丁目、玉里団地二丁目、玉里団地三丁目
郵便番号: 玉里団地一丁目 890-0011、玉里団地二丁目・三丁目 892-0811
人口: 7,203人
2020年4月1日現在'>[世帯]]数: 3,478[[世帯]
特徴: 住居表示実施済
地理
玉里団地は、
甲突川の中流域に位置する丘陵地に造成された新興住宅地です。周辺には若葉町、玉里町、西坂元町、
下伊敷、坂元町などの町が隣接しています。団地内には、
鹿児島市立坂元小学校と
鹿児島市立坂元中学校があり、教育施設も充実しています。
歴史
玉里団地は、鹿児島開発事業団によって開発が進められました。
1970年2月に着工し、
1971年12月に第一回目の宅地分譲が開始されました。
1973年には宅地造成が完了し、同年に玉里団地ビルが建設されました。この開発には、総額372,087万円の費用が投じられました。
1974年には玉里団地三丁目に坂元小学校が新設され、
1985年には坂元中学校が小学校の隣接地に開校しました。
1978年6月19日、玉里団地地区(玉里団地・若葉台団地)において
住居表示が実施され、町域の再編が行われました。この再編により、以下の3つの
町丁が新たに設置されました。
玉里団地一丁目:下伊敷町、玉里町の一部
玉里団地二丁目:
下伊敷町、坂元町の一部
玉里団地三丁目:下伊敷町の一部
同時に、これらの全域で住居表示が実施されました。
町域の変遷
玉里団地は、開発当初の玉里町、坂元町、下伊敷町の各一部を基盤として、現在の形に再編されました。
国勢調査によれば、1995年以降、玉里団地の人口は以下の通り推移しています。(具体的な数値は省略)
施設
公共施設
玉里中央公園
玉里団地福祉館
教育施設
鹿児島市立坂元小学校
鹿児島市立坂元中学校
玉里団地保育園
うちの幼稚園
郵便局
鹿児島玉里団地郵便局
学区
玉里団地に住む場合、小中学校は以下の学区となります。
小学校: 鹿児島市立坂元小学校
中学校:
鹿児島市立坂元中学校
まとめ
玉里団地は、計画的に開発された住宅地であり、自然と利便性を兼ね備えた住みやすい環境が魅力です。教育施設や公園も充実しており、子育て世代にも人気のエリアです。
参考文献
「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店, 1983年
南日本新聞『
鹿児島市史Ⅳ』
鹿児島市, 1990年
南日本新聞『鹿児島市史Ⅴ』鹿児島市, 2015年
南日本新聞開発センター『鹿児島開発事業団史 二十八年のあゆみ』鹿児島開発事業団, 1993年
関連項目
* 日本の住宅団地一覧