田原啓吾

田原啓吾について

プロフィール

田原 啓吾（たはら けいご、1994年6月12日生まれ）は、神奈川県横浜市瀬谷区出身の元プロ野球選手で、ポジションは投手です。彼は幼少期から野球に親しみ、将来の夢を実現するべく努力を重ねてきました。

経歴

プロ入り前

田原は小学校2年生の頃から野球を始め、横浜瀬谷ボーイズに所属してエースとしてチームの中心となりました。中学校卒業後、彼は念願の横浜高校に進学します。高校1年生の秋にはベンチ入りを果たしましたが、2年生の春の選抜大会では左手の神経が麻痺するという怪我が祟り、登録を外れることになりました。

その後、2年生の夏には投手だけでなく、一塁手や外野手としても出場し、先輩たちと共に第93回全国高等学校野球選手権大会に挑戦します。この大会では、智辯学園高校との対戦で9回表に5番手としてリリーフ登板し、1人の打者を抑える活躍を見せました。

3年生になると、彼は第84回選抜高等学校野球大会に出場し、ベスト8の戦いを経験します。最後の夏には神奈川県予選で松井裕樹を擁する桐光学園高校に惜しくも敗北しましたが、背番号9を背負い投手として5試合に出場しました。彼の同期には柳裕也や樋口龍之介がいました。

プロ入り後

2012年の秋、田原は読売ジャイアンツの入団テストを受け、見事合格します。その結果、2012年のプロ野球育成ドラフトで巨人から1位指名を受け、育成選手として契約を果たしました。

2013年にはイースタン・リーグで公式戦に1試合登板しましたが、成績は3回で5失点と苦しみました。翌年の2014年も2試合に登板し、通算1イニングの登板に留まりましたが、2015年には5試合で1勝1敗を記録し、防御率は4.30と少しずつ成績を上げていきました。特に2016年には15試合に出場し、5勝1敗、防御率1.82という素晴らしい成績を残しますが、支配下選手には登録されず、10月に球団から戦力外通告を受けました。

巨人退団後

戦力外通告後、田原は他球団での選手生活を希望し、2016年11月に開催された12球団合同トライアウトに参加。このトライアウトでは、打者3人に対して1つの三振と1安打を記録しました。

選手としての特徴

田原の投球スタイルは、約140km/hのストレートと特にスローカーブが特徴です。高校時代には外野手としても活躍し、その強肩と打撃力は高く評価されています。また、彼は自身と同じ左腕投手である山口鉄也を目標とし、彼のような選手を目指して日々努力してきました。

詳細情報

田原啓吾は公式戦には一軍で出場しておらず、背番号002が与えられていました。プロ野球選手としての道は短かったものの、彼の高校時代や巨人での経験は多くのファンに印象を残しました。今後の彼の活動にも注目が集まります。

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