田村啓美

田村啓美のプロフィールとキャリア

田村啓美（たむら ひろみ）は、1968年8月24日生まれ、埼玉県朝霞市出身の元アナウンサーで、現在は青森放送（RAB）の制作局ラジオ制作部専任部長として活躍しています。彼女は明海大学を卒業後、1992年に青森放送に入社しました。同時期に入社した同期には原口太平（後の原口大平）や上明戸華恵がいます。

アナウンサーを志したきっかけ

彼女がアナウンサーを目指すようになったのは、子供の頃にTBSテレビの『おはよう700』を見たことがきっかけでした。その生中継で活躍している女性アナウンサーに強い憧れを抱いたと言います。

ラジオキャリアのスタート

入社以降、田村は若者向けのラジオ番組を中心に活動し、1999年まで放送されていた『金曜ワラッター』では「ハッショリーナ」という愛称で親しまれました。彼女はスポーツ全般が好きで、特にマラソンでは数多くの大会に参加しています。また、青森のねぶた祭りでは地元の連に加わり、太鼓を担当しているという一面も持っています。

スポーツ実況の先駆者

青森放送では、女性アナウンサーとして初めてスポーツ中継の実況を担当しました。青森県民駅伝競走大会ではバイクの後部座席に乗り込み、走行しながら生中継を行ったこともあり、ファンからの支持を集めました。ユニークな点として、彼女はコスチュームを着用して中継を行うことがあり、港からの海の幸を紹介する時には漁師の衣装を身に着けることもあったと言います。また、田村は東北のボウリング大使としても知られ、その腕前はセミプロ級です。

表彰歴とプライベート

2006年度には第28回NNSアナウンス大賞テレビ部門で大賞を受賞するなど、業界内での評価も高い田村。今年の春には『あおもりTODAY』で自身の入籍を発表しました。その後、彼女は2013年にテレビ制作部に異動し、ニュース番組を除くテレビ・ラジオ番組に出演し続けました。

2014年にはラジオ出演を一旦終了し、テレビ制作に専念する時期を迎えました。2016年にはテレビ出演を一時終了し、再びラジオ制作部に異動。その翌年のラジオ番組『GO!GO!らじ丸』では、ディレクターとしても活躍し、LBGTパレード応援企画に関連して日本民間放送連盟賞で優秀賞を受賞しました。

現在の活動

2018年4月にはアナウンス部に復帰し、アナウンス部長に就任。その後、2023年4月には制作局ラジオ制作部専任部長として新たなスタートを切りました。現在彼女は、2023年4月から放送開始のラジオ番組『朝わい！くりっぷ』の木曜日パーソナリティも務めています。

田村啓美は、彼女の独自のスタイルと、温かい人柄で多くのリスナーに愛され続けており、今後の活躍が期待されます。

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