白糸台駅は、
東京都府中市
白糸台二丁目に位置する
西武鉄道多摩川線の駅です。駅番号はSW04で、多摩川線の全駅を管理する「多摩川線管理所」が置かれている、重要な拠点駅です。
歴史
1917年(
大正6年)
10月22日、多摩鉄道の北
多磨駅として開業しました。当初は終着駅でしたが、延伸により途中駅となりました。
1927年(
昭和2年)には
西武鉄道に買収され、
西武鉄道の駅となりました。
1977年(
昭和52年)には改良工事によりホームが移設され、
2001年(平成13年)には隣駅の改称に伴い、現在の所在地名にちなんで
白糸台駅に改称されました。
駅名の由来は、当地が古く白糸村と呼ばれていたことに由来します。旧駅名の「北多磨」は、京王電鉄の
多磨駅(現・
多磨霊園駅)の北方に位置することに因んでいました。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する
地上駅です。駅舎は駅の西南に位置し、構内
踏切を渡ってホームへ向かいます。
1977年の改良工事でホームが現在の位置に移設されました。トイレは
改札口を入って右手にあり、2008年には多機能トイレが設置されました。
のりば
1番ホームと2番ホームがあり、基本的には以下の通りに利用されています。
1番線:是政方面
2番線:武蔵境方面
ただし、始発電車は1番ホームから発車する場合があります。
利用状況
2023年度の1日平均
乗降人員は6,286人で、
西武鉄道全92駅中76位です。近年は以下の表のように推移しています。
年度 | 1日平均乗降人員 | 1日平均乗車人員 |
---|
-- | --- | --- |
2017年 | 6,265人 | 3,150人 |
2018年 | 6,236人 | 3,141人 |
2019年 | 6,296人 | 3,163人 |
2020年 | 5,374人 | 2,710人 |
2021年 | 5,795人 | 2,919人 |
2022年 | 6,027人 | 3,024人 |
2023年 | 6,286人 | データなし |
駅周辺
駅の東側には多摩川線の車両基地である
白糸台車両基地があります。早朝には当駅始発の列車が設定されています。駅の北側には旧
甲州街道の
踏切があり、線路沿いには商店が数軒あります。駅の南側には品川道が通っています。
近隣の施設
府中市立府中第四小学校
府中市立
白糸台小学校
府中市立府中第二中学校
府中警察署
白糸台交番
府中
白糸台郵便局
マインズ農業協同組合多磨支店・マインズショップ多磨店
府中市
白糸台文化センター・府中市役所東部出張所・府中市立
白糸台図書館
府中市
白糸台体育館
府中消防署
白糸台出張所
国道20号(
甲州街道)・
東京都道229号府中調布線(旧
甲州街道)
多磨霊園南参道
染屋不動尊
車返団地
近隣の駅
京王線の
武蔵野台駅、
多磨霊園駅が約600m離れた場所にあります。駅構内には
京王線への案内図があり、車内放送でも乗り換えを案内していますが、正式な乗換案内や連絡運輸は行っていません。
隣の駅
西武鉄道多摩川線
多磨駅 (SW03) -
白糸台駅 (SW04) - 競艇場前駅 (SW05)
その他
当駅は、映画「
君よ憤怒の河を渉れ」のロケ地としても使用されました。
参考資料
東京都統計年鑑
西武鉄道の1日平均利用客数
*
白糸台駅(駅情報) -
西武鉄道