眉山町(びざんちょう)
眉山町は、
徳島県徳島市の新町地区に位置する町名です。眉山の美しい自然に抱かれ、多くの観光スポットが存在します。
地理
眉山町は、
徳島市の中央部に位置し、眉山の北麓から山頂にかけて広がっています。町は、大滝山、天神山、茂助ヶ原の3つの小字で構成されています。
大滝山: 明治維新で廃寺となった大刹持明院の旧境内を中心とする地域です。
神武天皇銅像があり、桜の名所として知られています。錦竜水と呼ばれる清流は、「とくしま水紀行50選」に選定されています。
天神山: 天神山を中心とした山地で、
新町橋二丁目にまたがって
徳島眉山天神社があります。
茂助ヶ原: 眉山の山頂部に位置し、阿波おどり会館から山頂まで
眉山ロープウェイが通っています。山頂には
眉山公園があり、
モラエス館や
パゴダ平和記念塔などの観光名所があります。
歴史
眉山町は、元々
徳島市の寺町と北山路町の一部でした。
昭和17年に寺町の一部が眉山町大滝山、北山路町の一部が眉山町天神山となりました。
昭和34年には、眉山町大滝山、眉山町天神山、佐古山町、八万町の各一部が眉山町茂助ヶ原となりました。
昭和45年には
眉山パークウェイが開通し、
昭和48年には都市計画法に基づく公園として
眉山公園が開園しました。
施設
眉山町には、自然や歴史に触れることができる様々な施設があります。
大滝山: 眉山湧水群、春日神社、八坂神社、敬台寺、
滝薬師、白糸の滝などがあります。
天神山: 徳島眉山天神社があります。
茂助ヶ原: 眉山公園、眉華鏡、
パゴダ平和記念塔、眉山送信所、
眉山パークウェイ、眉山ドライブウェイなどがあります。
かつて存在した施設としては、
モラエス館や持明院、
大滝山三重塔がありました。
眉山山頂に位置する
眉山公園は、
徳島市内を一望できる絶景スポットです。園内には、
モラエス館や
パゴダ平和記念塔などの観光名所があり、多くの観光客で賑わいます。
阿波おどり会館から眉山山頂までを結ぶ
眉山ロープウェイは、空中散歩を楽しみながら山頂へと向かうことができます。ロープウェイからは、
徳島市の街並みや吉野川、遠くは淡路島まで見渡せる絶景が広がります。
参考文献
『
角川日本地名大辞典 36
徳島県』(
1986年 ISBN 4040013603)
外部リンク
徳島市ホームページ'>
徳島市ホームページ