矢作駅

矢作駅（新潟県弥彦村）

矢作駅は、新潟県西蒲原郡弥彦村大字矢作に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）弥彦線の駅です。

歴史

1916年（大正5年）10月16日：越後鉄道の弥彦駅 - 西吉田駅（現在の吉田駅）間開通時に、停留場として新設されました。
1927年（昭和2年）10月1日：越後鉄道が国有化され、国鉄弥彦線所属となりました。同時に停車場（駅）に昇格し、貨物扱いを開始しました。
1949年（昭和24年）9月19日：同駅接続の専用線発着車扱貨物の取り扱いを開始しました。
1960年（昭和35年）3月25日：貨物扱いが廃止されました。
1963年（昭和38年）5月1日：業務委託駅となりました。
1973年（昭和48年）12月1日：荷物扱いが廃止され、駅員が無配置となりました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となりました。
2008年（平成20年）3月15日：ICカード「Suica」の利用が可能となりました。
2012年（平成24年）5月1日：名誉駅長が配置されました。

駅構造

駅舎（北側）に面する単式ホーム1面1線を有する地上駅です。ホーム長は4両編成まで対応しています。弥彦駅 - 吉田駅間の定期列車はすべて2両編成ですが、臨時列車や延長運転などで5両以上の編成が弥彦方面へ乗り入れる際は、当駅では弥彦方4両をホーム上に停車させてドア扱いを行い、吉田方の5両目以降ではドアカットが実施されます。

現在は無人駅で、燕三条駅が管理しています。駅舎には事務室・窓口の設備がありますが、現在は待合室としてのみ機能しています。ホーム入口付近にはSuica簡易改札機が入場用・出場用各1台設置されています。

2012年春からは、JR東日本新潟支社が無人駅周辺の美化活動などを、退職した近隣在住のOBにボランティアとして委嘱する「名誉駅長」が配置されています。かつては簡易委託駅で、駅前の店舗が乗車券発売を受託していましたが、現在は廃業しています。

利用状況

現在は無人駅であるため、乗車人員に関する公式な発表はありません。ただし、新潟鉄道管理局によると1981年度の1日の平均乗車人員は315名でした。

駅周辺

駅前は弥彦村矢作地区の住宅街となっており、役場や学校などの公共施設が集まっています。

弥彦村役場
弥彦村立弥彦小学校
弥彦村立弥彦中学校
彌彦神社大鳥居：1982年（昭和57年）に上越新幹線の開業を記念して県道29号の矢作交差点東側に建立されました。
JA新潟かがやき弥彦支店
ひらせいホームセンター弥彦店
新潟県道29号吉田弥彦線
新潟県道297号矢作長崎線

バス路線

当駅発着の一般路線バスは運行されていませんが、コミュニティバスが1路線あります。弥彦村と燕市が共同で事業を実施している「弥彦・燕広域循環バス」（やひこ号）が、2016年1月改正時点で平日5往復運行されています。

「農協前」バス停（当駅から北西へ徒歩約2分）

ビジョンよしだ行
てまりの湯行

※休日・年末年始は全便運休

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■弥彦線

弥彦駅 - 矢作駅 - 吉田駅

脚注

駅の情報（矢作駅）：JR東日本

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

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