石坂ブライアン

石坂 ブライアン

石坂ブライアン（いしざか ブライアン）は、1989年8月20日にフィリピンで生まれ、日本で活動するプロレスラーです。彼のキャリアは多彩であり、様々な舞台で活躍してきました。

経歴

石坂は千葉県立船橋旭高等学校を卒業後、アニマル浜口主宰の浜口レスリング道場で4年間にわたりトレーニングを重ねました。この道場での経験が、彼のプロレスキャリアの基盤となりました。2013年1月に全日本プロレスの公開新人オーディションに合格し、練習生としての道を歩み始めます。しかし、同年7月になると、代表の武藤敬司をはじめ多くの選手がWRESTLE-1に移籍し、石坂も練習生のままその流れに乗ることになります。しかし、デビュー前となる2014年には退団。その後、一時はプロレスの道をあきらめるものの、友人に誘われてミステル・カカオが主催するルチャ・リブレの教室に参加します。彼はその身体能力を評価され、2018年1月28日のKBSホールで行われた「京都ルチャマニア」大会で覆面レスラー「ブライアン」としてデビューしました。

2月4日からはミステル・カカオが主催する「覆面MANIA」に若手選手としてレギュラー参加し、杉浦透やドラゴン・リブレ、EL920らと共に研鑽を積んでいきました。特に、2018年8月19日には、シアタープロレス花鳥風月の板橋グリーンホール大会において、「NINJAOOO」としてジョシュ・オブライエンと組み、KEITAinthehouse＆ナカタユウタ組との対戦を果たし、正体が石坂ブライアンであることを明かしました。その後、9月23日には、スペースレッド＆田中稔組との対戦も果たしています。

得意技

石坂ブライアンは数多くの技を繰り出すことができ、その中でも特に際立ったフィニッシュ・ホールドとして「ブライアン・ドライバー」や「ハリケーンドライバー」があります。また、打撃技としては「シャイニング・ウィザード」や「クレイモア・キック」、さらに「ドロップキック」、「低空ドロップキック」、「トラース・キック」、「延髄斬り」など多様な技術を駆使します。彼はエルボーやサッカーボールキック、フットスタンプや串刺しダブルニーをも得意としており、相手を圧倒するスタイルを持ち合わせています。

さらに、投げ技においても「ハリケーンドライバー」や「WA4」などの技を使用し、ジャーマン・スープレックスやバック・クラッカー、ブレーンバスターなど威力のある技を織り交ぜています。関節技では「ナガタロックII」も彼のトレードマークです。

空中技に関しても、彼の技術は高く、「トペ・スイシーダ」や「ストゥーカ・スプラッシュ」、さらには「ダイビングダブルニードロップ」や「ミサイルキック」など、観客を魅了する技が揃っています。

タイトル歴

石坂ブライアンは、シアタープロレス花鳥風月で認定された新風流人タッグ王座をはじめ、WEWジュニアヘビー級王座、WEW JAPAN王座、DEP無差別級王座と多数のタイトルを獲得しており、その実力を示しています。

入場曲

彼の入場曲は、ダビッド・ビスバルの「Ave María」であり、その選曲によって観客をひきつける演出を行っています。

石坂ブライアンの今後の活躍が期待される中、彼のキャリアの更なる発展に注目が集まっています。

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