石巻商工信用組合

石巻商工信用組合について

石巻商工信用組合は、宮城県石巻市に本店を構え、地域経済の発展に寄与する金融機関です。1955年に設立され、以来数十年にわたり、地元の人々や企業に信頼される存在として成長してきました。特に、信用組合は地域密着型の業務展開を行っており、利用者のニーズに応えるサービスを提供しています。

設立と沿革

信用組合の設立は、1955年の9月であり、当初の営業地域は石巻市、矢本町、河北町、渡波町、稲井村、女川町に限られていました。その同じ年の9月には、石巻商工会議所を仮店舗として営業を開始しました。設立以来、営業地域は徐々に拡大しており、1956年には河南町を、1959年には鳴瀬町、雄勝町、桃生町、北上町、牡鹿町、松島町の各町を加えています。さらに、1963年には志津川町、歌津町、津山町、1971年には登米町、豊里町、1973年には大郷町、鹿島台町、涌谷町、南郷町、1977年には本吉町が営業地域に追加されました。

2005年には市町村の合併に伴い、登米市と大崎市の営業地域が全域に拡大されました。このように、石巻商工信用組合は地域の変化に対応しながら、事業を展開してきました。

大震災と復興

2011年3月に発生した東日本大震災は、石巻商工信用組合にも大きな影響を及ぼしました。震災後、4月には本店・本部を中里支店内に移し、湊支店は渡波支店内で再営業を開始しました。復旧作業が進む中で、組合は地域の復興にも力を入れる取り組みを続けています。

最新の取り組み

2015年には新たに本部と蛇田支店を石巻市恵み野三丁目にて建設し、営業を開始しました。さらに、2016年5月には石巻市中央二丁目に本店営業部を新設し、サービスの利便性向上に努めています。

2019年10月には、信組ATM通帳記帳に関する提携を開始し、利用者の利便性をさらに向上させました。そして、2021年4月には、セブン銀行ATM利用時の手数料を全時間帯で有料となる新しい方針が施行されました。

支店情報

石巻商工信用組合は、複数の支店を展開し、便利な金融サービスを提供しています。主な支店には以下のようなものがあります：

• - 中里支店（石巻市中里一丁目3-5）
• - 飯野川支店（石巻市相野谷字飯野川町110）
• - 前谷地支店（石巻市前谷地字上楼屋5-1）
• - 松島支店（宮城郡松島町高城字町58-3）
• - 豊里支店（登米市豊里町新田町46）
• - 湊支店（石巻市湊町三丁目1-6）
• - 矢本支店（東松島市矢本字北浦35-1）
• - 登米支店（登米市登米町寺池長町14-1）
• - 蛇田支店（石巻市恵み野三丁目1-1）
• - 大街道支店（石巻市門脇字三番谷地1-408）
• - 渡波支店（石巻市三和町5-1）

今後も地域における役割を果たし続け、地元密着型のサービスを展開していく所存です。

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