神姫バス三田営業所

神姫バス三田営業所

神姫バス三田営業所は、兵庫県三田市に所在する神姫バスの営業所です。三田市とその周辺地域をカバーする路線バス網の中核を担い、三宮や新大阪への高速バス路線も運行しています。営業所略号は「田」で、三木営業所が「三」を使用しています。

所在地と管轄エリア

主な営業所は三田市ゆりのき台にありますが、小柿車庫（三田市小柿）、美奈木台車庫（三木市吉川町、三木営業所と共用）も保有し、三田市全域に加え、周辺地域である三木市の一部地域も運行エリアに含まれます。

路線系統

三田営業所は、多様な路線バスを運行しています。系統番号は、運行エリアや目的地によって体系的に分類されています。

1番台: 三田駅とフラワータウン、馬渡方面を結ぶ路線。
10番台: 三田駅・新三田駅と三田市外方面を結ぶ路線。
20番台: 三田駅と三田市北部方面を結ぶ路線。
30番台: 三田駅と三田市北西部方面を結ぶ路線。
40番台: 新三田駅とウッディタウン、カルチャータウン、テクノパーク方面を結ぶ路線。
50番台: 新三田駅・相野駅とつつじが丘方面を結ぶ路線。
60番台: 三田駅と上津台、イオンモール、岡場駅方面を結ぶ路線。
70番台: 三田駅と関西学院大学キャンパスを結ぶ路線。
* 140番台: 新三田駅とゆりのき台、学園7丁目方面を結ぶ急行路線。

特急三宮線

三田市から神戸三宮を結ぶ特急高速バス路線です。六甲北有料道路、阪神高速道路を利用し、快適な移動を提供しています。一部便は関西記念墓園（丹波市）まで運行されます。車両は、4列シートのハイデッカー車両が中心で、予約不要の自由席制です。三宮での乗降は、JR三ノ宮駅高架下と三宮バスターミナル（ミント神戸）、または地下鉄三宮駅前で、ICカード決済にも対応しています。

新大阪-三田線

三田市から新大阪駅を結ぶ高速バス路線です。中国自動車道、新名神高速道路などを利用し、大阪方面へのアクセスを向上させています。車両は特急三宮線と同様、ハイデッカー車両が中心で、予約不要の自由席制です。新大阪駅は北口、大阪駅はハービスOSAKAバスターミナルが降車場所となります。神姫バスと阪神バスが共同運行しています。

沿革

三田営業所は、1968年の三ノ宮 - 柏原 - 佐治間の路線開設から歴史を刻み、その後、路線の延伸、経路変更、高速道路の利用などを経て、現在の路線網を形成しています。近年は、神戸三田プレミアムアウトレットへの乗り入れや、空港アクセス路線の拡充など、地域ニーズに対応した路線整備が進められています。

車両

三田営業所には、様々なタイプの車両が在籍しています。一般路線バスは、三菱ふそう製を中心に、LED方向幕を採用。特急高速バス路線には、エアロエース、エアロバス、セレガHD、ガーラHDなどのハイデッカー車両が投入されています。2013年には、西日本初のメルセデス・ベンツ製連節バスを導入するなど、車両の近代化にも力を入れています。

その他

三田営業所は、神姫グリーンバス、神戸市バス、阪急バスなど他事業者と連携し、地域住民の利便性向上に貢献しています。また、みっきぃよかたんバスなどの地域限定バスにも関わっています。

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