神戸常盤大学

神戸常盤大学について

神戸常盤大学（こうべときわだいがく）は、兵庫県神戸市長田区に本部を置く私立の大学で、1908年に設立されました。2008年に大学としての位置付けが確立され、現在では多様な学部と学科を持ち、教育と医療分野に注力しています。

大学の歴史

神戸常盤大学の歴史は1908年に私立家政女学校として始まりました。その後、1967年には神戸常盤短期大学が設立され、幼児教育や衛生技術に関する学科が設けられました。2008年には神戸常盤大学として上位の教育機関に昇格し、短期大学は神戸常盤大学短期大学部に改組されました。さらに、2012年には教育学部こども教育学科が開設され、2020年には保健科学部放射線学科が新設されました。そして2022年には、口腔保健学科が4年制として保健科学部に新たに設けられ、現在に至ります。

学部構成

神戸常盤大学には、以下の学部と学科があります：

• - 保健科学部

- 医療検査学科
- 看護学科（2025年に学生募集を停止予定）
- 診療放射線学科
- 口腔保健学科（2022年開設）
- 看護学部（2025年開設予定）

• - 教育学部

- こども教育学科

各学科では、学生が専門的な知識と技術を習得できるカリキュラムが提供されており、師範となるための資格取得も目指せます。

取得できる資格

各学科において、以下のような国家資格や免許状が取得可能です：

• - 医療検査学科：臨床検査技師、細胞検査士、第一種衛生管理者免許
• - 看護学科：看護師、保健師、養護教諭免許など
• - こども教育学科：保育士、幼稚園教諭、小学校教諭の免許状

学生生活

キャンパス内では、学生生活を充実させるための様々な活動が行われています。入学式や学外オリエンテーション、創立記念日、学園祭などが年間のイベントとして用意されています。また、多数のクラブやサークル活動も活発に行われており、文化系や体育系のクラブが様々な分野で活動しています。文化系には美術部や軽音楽部、ボランティア部などがあり、体育系にはバドミントン部やダンス部、陸上競技部などが存在します。

附属施設

神戸常盤大学には、学生や地域社会に貢献するための附属施設も整っています。ときわ病院や歯科診療所があり、特に口腔保健に関する医療サービスの提供が行われています。診療は一般患者にも対応しており、２０１２年からは保険診療も行われるようになりました。

まとめ

神戸常盤大学は、長い歴史と多彩な学部構成によって、学生に質の高い教育を提供しています。医療と教育の分野で活躍できる人材を育てるために、今後も多くの取り組みを進めていくことでしょう。

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