神谷修平

神谷修平について

神谷修平（かみや しゅうへい、1982年 - ）は、日本の建築家、デザイナー、クリエイティブディレクターです。株式会社カミヤアーキテクツの代表として、建築設計を中心に、デザイン、ブランディングなど多岐にわたる分野で活躍しています。

1982年、愛知県豊橋市の老舗呉服店の長男として生まれました。幼少期から日本の伝統文化に触れ、その感性を育みました。2001年に愛知県立時習館高等学校を卒業後、早稲田大学理工学部建築学科に進学。2005年に卒業、2007年には早稲田大学大学院理工学研究科博士前期課程を修了しました。

大学院修了後、2007年から2016年まで、株式会社隈研吾建築都市設計事務所にて建築家・隈研吾に師事しました。この期間に、数々の著名な建築プロジェクトに携わり、建築家としての基礎を築きました。2016年から2017年には、文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてデンマークのコペンハーゲンに滞在し、北欧デザインと文化を研究しました。同時に、Bjarke Ingels Group（BIG）にてデンマーク人建築家ビャルケ・インゲルスに師事し、国際的な建築デザインの潮流を学びました。

2017年、東京都港区に株式会社カミヤアーキテクツを設立し、独立。一級建築士として、建築設計、デザイン、ブランディングなど、幅広い分野で活動しています。伝統的な日本の美意識と、国際的なデザインの潮流を融合させた、独創的なデザインが特徴です。

主な受賞歴

神谷修平は、数々のデザイン賞を受賞しています。

iF DESIGN AWARD
日本建築学会作品選集 新人賞
JIA日本建築家協会優秀建築選
日本建築学会作品選集
日本空間デザイン賞 金賞
JCD デザインアワード
グッドデザイン賞
SDレビュー SD賞
早稲田大学 小野梓記念賞

これらの受賞歴は、神谷修平のデザインに対する高い評価と、その才能を物語っています。

主な作品

神谷修平は、建築設計だけでなく、既存建築の保存再生やブランディング、家具デザインなど、幅広い分野でその才能を発揮しています。

登録有形文化財・旧山口萬吉邸（通称KUDAN HOUSE）の保存再生におけるコンセプトデザイン（東京都、2018年）（元設計：内藤多仲、今井兼次、木子七郎、1927年）：歴史的建造物の価値を尊重しつつ、現代的な感性を加えた保存再生プロジェクト。
HARIO Satellitesのデザイン・ブランディング（東京都、2020年）：老舗耐熱ガラスメーカーの新たなブランドイメージを創出。
ARISE analytics 本社（渋谷ヒカリエ）のデザイン・ブランディング（東京都、2020年）：データ分析企業のオフィスデザインを通して、企業のブランドイメージを向上。
LINK FURNITURE SERIES　家具のデザイン（2020年）：機能性とデザイン性を兼ね備えた家具シリーズ。
DESIGNART TOKYO2021 パビリオンのデザイン（東京都、2020年）：デザインイベントにおけるパビリオンデザイン。
登録有形文化財・葉山加地邸の保存再生・ブランディング（神奈川県、2020年）（元設計：遠藤新、1928年）：歴史的建造物の価値を再認識させ、現代に活かすための保存再生プロジェクト。

これらの作品は、神谷修平の多岐にわたる才能と、デザインへの情熱を示しています。

メディア出演

『風景の足跡』（2021年4月2日）（テレビ東京）

テレビ番組への出演を通して、建築やデザインに対する考え方を広く発信しています。

外部リンク

テレビ東京「風景の足跡」公式サイト
株式会社カミヤアーキテクツ KAMIYA ARCHITECTS公式サイト
株式会社カミヤアーキテクツ KAMIYA ARCHITECTS (@kamiya__architects) - Instagram
株式会社カミヤアーキテクツ KAMIYA ARCHITECTS - YouTubeチャンネル

これらのリンクから、神谷修平の最新情報や作品をより詳しく知ることができます。

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