福島県道51号霊山松川線

福島県道51号霊山松川線は、福島県伊達市を起点とし、福島市に至る主要地方道です。

概要

起点：伊達市霊山町下小国字高屋敷
終点：福島市松川町沼袋
総延長：20.432 km
実延長：20.398 km

歴史

この県道は、もともと奥州街道の八丁目宿から分岐して相馬へ至る相馬街道の一部でした。阿武隈川を渡る鮎滝渡船場の代替として、上流に新たに架けられた逢隈橋への付け替えられた道路が前身であり、当時は新橋街道と呼ばれていました。2015年には飯野地区市街地の狭隘区間が改良され、市町村合併支援工事として、平成の大合併によって福島市となった松川地区と飯野地区の道路交通の利便性を高めるため、老朽化が進んでいた逢隈橋の架け替えと周辺区間の道路改良が2017年に完成しました。

1982年4月1日：建設省告示第935号により、県道渋川霊山線の一部、松川飯野線の一部が主要地方道霊山松川線として指定。
1983年1月11日：福島県によって県道路線に認定。
1993年5月11日：建設省から、県道霊山松川線が霊山松川線として主要地方道に指定。

路線状況

以下の路線と重複している区間があります。

福島県道306号大沢広表線（福島市飯野町青木字広面 - 同市立子山字小袋内）
福島県道307号福島飯野線（福島市飯野町明治大黒田 - 福島市松川町沼袋北）

橋梁

県道51号線には、以下の橋梁があります。

内ヶ作橋：全長5.8m、幅員10.8m。1968年竣工。福島市飯野町青木字百目木・字東栄寺の境に位置し、一級水系阿武隈川水系山田川の支流を渡ります。
山田川橋：全長13.7m、幅員14.0m。1997年竣工。福島市飯野町青木字檀ノ腰に位置し、一級水系阿武隈川水系立田川支流山田川を渡ります。東詰には福島県道40号飯野三春石川線と交差する十字路があります。
逢隈橋：阿武隈川に架かる橋梁です。
松川跨道橋：全長29.3m、幅員16.0m。1976年竣工。松川町沼袋字北原に位置し、国道4号福島南バイパスを渡る立体交差点の跨道橋部です。

通過する自治体

伊達市
伊達郡川俣町
福島市

交差する道路

伊達市
国道115号（霊山町下小国字高屋敷 起点）
福島県道318号上小国下川原線（霊山町上小国字杉ノ内）
川俣町
国道114号（秋山字藤平）：国道の跨道橋により直接接続しておらず、福島市飯野町青木字平で接続する市道（国道114号旧道）を介して相互接続が可能。
福島市
福島県道40号飯野三春石川線（飯野町青木字広表）
福島県道306号大沢広表線 福島市街地方面（立子山小袋内）
福島県道307号福島飯野線 飯野町市街地方面（飯野町明治大黒田）
福島県道307号福島飯野線（松川町沼袋字北）
国道4号福島南バイパス・福島県道52号土湯温泉線（松川町沼袋字北原 終点）

沿線

伊達市立小国小学校
小国川
一貫森
女神川
福島市立青木小学校

関連項目

* 福島県の県道一覧

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