福工大前駅

福工大前駅

福工大前駅（ふっこうだいまええき）は、福岡県福岡市東区和白丘一丁目にある、九州旅客鉄道（JR九州）鹿児島本線の駅です。駅番号はJA06。

歴史

この駅は、もともとは新宮信号場として1915年に開設されました。その後、1920年に筑前新宮駅として昇格。1987年の国鉄分割民営化によりJR九州に継承されました。2000年代に入ると、駅の改良が進み、2001年には快速列車が停車するようになり、2003年には駅ビルが完成しました。2008年には現在の福工大前駅に改称されています。2023年にはJR九州の直営駅となりました。

1915年（大正4年）6月1日：鉄道院が新宮信号場を開設。
1920年（大正9年）10月1日：筑前新宮駅に改称・昇格。
1961年（昭和36年）10月1日：貨物取り扱い廃止。
1985年（昭和60年）3月14日：荷物扱い廃止。
1987年（昭和62年）
3月23日：駅舎改築。
4月1日：国鉄分割民営化によりJR九州が継承。
2000年（平成12年）2月17日：自動改札機導入。
2001年（平成13年）3月3日：快速列車停車駅となる。
2003年（平成15年）5月28日：駅ビルが完成し駅本屋が移転。
2008年（平成20年）3月15日：福工大前駅に改称。
2009年（平成21年）3月1日：ICカードSUGOCAの利用を開始。
2022年（令和4年）4月1日：JR九州サービスサポートによる業務委託駅になる。
2023年（令和5年）10月1日：九州旅客鉄道本体による直営駅となる。

駅名の由来

旧駅名の筑前新宮駅は、駅の所在地が新宮町に近接していたことに由来します。駅自体は福岡市にありますが、かつては下りホームの一部が新宮町に含まれていました。駅のルーツである新宮信号場は新宮町内にありました。この地の住吉神社が、博多の住吉神社に対して「新宮」と称されたのが駅名の由来です。また、当時紀勢本線に新宮駅が存在したため、「筑前」を冠して区別されました。

駅構造

島式ホーム2面4線を有する地上駅で、橋上駅舎を備えています。以前は相対式ホーム2面2線でしたが、利用者の増加に伴い改良されました。駅舎は駅ビル化され、ホームも島式に変更されました。駅の出入口は北口と福工大口の2つがあり、自由通路で結ばれています。駅ビルには商店街「福工大前駅ビル」や公共施設「コミセンわじろ」が入居しています。

福工大口の一部は福岡工業大学関係者専用通路となっており、一般の人は通行できません。また、時間帯によってはシャッターが閉鎖されるため注意が必要です。

JR九州の直営駅であり、みどりの窓口が設置されています。JRの特定都区市内制度における「福岡市内」の駅で、鹿児島本線では最も東に位置します。

のりば

駅構内の施設

ドラッグイレブンJR福工大前店
ファミリーマートJR福工大前店

利用状況

2022年度の1日平均乗車人員は10,458人です。

駅周辺

駅を出て200mほど歩くと新宮町の中心市街地に入ります。駅前にはマンションが建っています。周辺には以下の施設があります。

三苫駅 - 西鉄貝塚線
福岡県道515号筑前新宮停車場線
福岡工業大学 - 福工大口と直結
福岡工業大学附属城東高等学校
西日本シティ銀行新宮支店
福岡銀行新宮支店
国道495号
福岡工大前郵便局
レインボーモータースクール福岡
ハローデイ新宮店
メガセンタートライアル新宮店

路線バス

「JR福工大前駅」停留所：新宮町コミュニティバス
「福工大前駅入口」停留所：西鉄バス26・26A

隣の駅

九州旅客鉄道（JR九州）

鹿児島本線

■快速・■区間快速：古賀駅 (JA09) - 福工大前駅 (JA06) - 香椎駅 (JA04)
■普通：新宮中央駅 (JA07) - 福工大前駅 (JA06) - 九産大前駅 (JA05)

脚注

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

* 福工大前駅（駅情報） - 九州旅客鉄道

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