福徳町

福徳町（ふくとくちょう）

福徳町は、愛知県名古屋市北区の西端に位置する地域で、1丁目から7丁目と11の字で構成されています。住居表示は実施されていません。

地理

名古屋市北区の西端に位置し、庄内川が近くを流れています。

字一覧

福徳町には、1丁目から7丁目の他に、以下の字が存在します。

色田（いろてん）
八反田（はったんだ）
寄町（よせまち）
長直（おさなおし）
広瀬島（ひろせしま） - 現在は広瀬島と称されています。
苗代田（なえしろた）
水落（みすおち）
溝向（みぞむかい）
戸太夫（とだゆう） - 現在は戸太夫割と称されています。
孫六（まごろく）
七合（ひちごう）

これらの字のうち、広瀬島と戸太夫割以外の字は、西春日井郡福徳村の時代から変わっていません。

歴史

町名の由来

『尾張国地名考』によると、鎌倉時代に長母寺の僧侶が仏教語から名付けたと言われています。

沿革

南北朝時代から室町時代 - 尾張国春日部郡安食荘の福徳名（みょう）として記録が残っています。
江戸時代 - 尾張国春日井郡の福徳村として存在し、尾張藩領、大代官所支配でした。
1880年（明治13年） - 春日井郡の分割により、西春日井郡福徳村となりました。
1889年（明治22年）10月1日 - 合併により、川中村大字福徳となります。
1933年（昭和8年）4月1日 - 合併により、萩野村大字福徳となります。
1937年（昭和12年）3月1日 - 合併により、名古屋市西区福徳町となりました。
1944年（昭和19年）2月1日 - 北区成立に伴い、名古屋市北区福徳町となりました。
1948年（昭和23年）2月 - 愛知県立愛知工業高等学校が御器所から新校舎に移転しました。
1962年（昭和37年）11月10日 - 中切町との境界変更が行われ、福徳町の一部と中切町の一部から1丁目から7丁目が設定されました。また、字八反田の一部が中切町に編入されました。
1971年（昭和46年） - 名古屋市営福徳荘が設置されました。
1974年（昭和49年） - 名古屋市立光城小学校分校（現名古屋市立川中小学校）が設置されました。

世帯数と人口

2019年（平成31年）1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りです。

世帯数: データなし
人口: データなし

人口の変遷

国勢調査による人口の推移については、別途データをご参照ください。

学区

市立小・中学校に通う場合、学校区は以下の通りです。

小学校: データなし
中学校: データなし

公立高等学校に通う場合の学区については、別途データをご参照ください。

施設

福徳町には、以下の施設があります。

愛知県立城北つばさ高等学校
名古屋市立川中小学校
庄内川ゴルフ倶楽部
国土交通省庄内川河川事務所
名古屋市上下水道局福徳ポンプ所
名古屋市消防局消防装備管理センター
名古屋市営福徳荘
聖徳寺
秋葉神社
天理教天治分教会
福徳待機宿舎
福徳郵政宿舎
天理教藤宮分教会
名北警察犬・愛犬訓練所
末日聖徒イエス・キリスト教会中部施設管理事務所
八龍社 - 3丁目8番地に鎮座し、高龗神を祭神としています。創建は不明ですが、1632年の社殿再建の棟札が残っており、1799年に修復、明治10年に据置公許、明治18年に村社に指定されました。例祭日は10月13日です。

交通

道路

愛知県道202号守山西線が、矢田川の堤防道路として町内を横断しています。

その他

日本郵便：郵便番号は462-0052で、集配局は名古屋北郵便局です。

脚注

WEB

(ここに脚注のWEB情報があれば記載)

書籍

(ここに脚注の書籍情報があれば記載)

参考文献

名古屋市北区役所市民室『北区 私たちのまち』名古屋市北区役所、1979年3月。
「角川日本地名大辞典」編纂委員会編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5。
愛知県神社庁『愛知県神社名鑑』愛知県神社庁、1992年8月。
北区制50周年記念事業実行委員会 編『北区誌』1994年。

関連項目

名古屋市の地名

外部リンク

* ウィキメディア・コモンズには、福徳町に関するカテゴリがあります。

もう一度検索