稲葉大樹

稲葉大樹：不屈の魂を持つプロレスラー

稲葉大樹は、1988年2月28日生まれ、熊本県山鹿市出身のプロレスラーです。本名も同じく稲葉大樹。血液型はA型です。全日本プロレス、WRESTLE-1を経て、現在はプロレスリング・ノアで活躍しています。

プロレスラーとしての道のり

大学時代には柔道とアマチュアレスリングで鍛え、新日本プロレスの元選手でありメディカルトレーナーの三澤威が経営する整骨院で働きながらトレーニングを積みました。2012年1月、全日本プロレスの公開オーディションに合格し入門。2013年4月からはカナダへ海外遠征に出て、アトランティック・グランプリ・レスリング（Atlantic Grand Prix Wrestling）でプロレスデビューを果たしました。

全日本プロレス退団後は、新団体WRESTLE-1へ移籍。旗揚げ戦で凱旋帰国し、日本での試合をスタートさせます。2015年にはTAJIRIから勝利を収めるなどの活躍を見せる一方、右肩の負傷で長期欠場を経験。復帰後もユニットには所属せず、独自の路線を歩んでいます。

WRESTLE-1では、WRESTLE-1チャンピオンシップやタッグ王座など数々のタイトルを獲得。2019年にはWRESTLE-1 GRAND PRIXで優勝するなど、中心選手として活躍しました。WRESTLE-1の活動停止に伴い契約を終了し、2020年からはプロレスリング・ノアへ活躍の場を移します。

プロレスリング・ノアでは、清宮海斗とのタッグチームを結成。2023年にはマサ北宮とのタッグでGHCタッグ王座を獲得。ノアのリングでもその存在感を示しています。

得意技

稲葉大樹は、独自の技を多数持っています。

DDD：相手を横抱き状態からみちのくドライバーIIに移行する危険な技。
極反り卍固め：稲葉考案のオリジナル卍固め。相手の体を反らせて締め上げる。
ジャーマン・スープレックス178（イナバ）：2段モーション式ジャーマン・スープレックス。
タイガー・スープレックス 178（イナバ）：2段モーション式のタイガー・スープレックス
ダイビング・ヘッドバット：コーナーポスト上から繰り出す頭突き。

他にも、エルボー、ランニング・エルボー、エルボー・スタンプ、逆水平チョップ、チョップ・スマッシュ、クローズライン、ドロップキック、延髄斬りなどの打撃技や、DDT、タイガー・スープレックス、ブレーンバスター、雪崩式ブレーンバスター、火の玉ボムなどの投げ技、逆さ押さえ込み、スクールボーイ、スモール・パッケージ・ホールドなどのフォール技を駆使します。

タイトル歴

稲葉大樹は、これまでに以下のタイトルを獲得しています。

WRESTLE-1
WRESTLE-1チャンピオンシップ：第9代、第15代
WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ：第20代（パートナーは土肥孝司）
UWA世界6人タッグ王座：第55、57代（パートナーは吉岡世起&アンディ・ウー→児玉裕輔&藤村康平）
WRESTLE-1 GRAND PRIX 優勝（2019年）

プロレスリング・ノア
GHCタッグ王座：第63代（パートナーはマサ北宮）

その他

舞台『イキザマ』（2015年）に出演するなど、プロレス以外の活動も行っています。

まとめ

稲葉大樹は、その鍛え上げられた肉体と独自の技で観客を魅了するプロレスラーです。全日本プロレス、WRESTLE-1、そしてプロレスリング・ノアと、様々な団体で活躍し、数々のタイトルを獲得しています。常に進化を続ける彼の今後の活躍から目が離せません。

外部リンク

プロレスリング・ノア公式サイト 選手紹介
稲葉大樹 (@DAIKI55ww) - X（旧Twitter）
稲葉大樹 (@inabiii_daiki) - Instagram
WRESTLE-1 稲葉 大樹

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