立川理道

立川理道：日本代表を牽引するラグビー界の至宝

立川理道選手は、1989年12月2日生まれのラグビーユニオン選手です。ジャパンラグビーリーグワンのクボタスピアーズ船橋・東京ベイに所属し、日本代表として長年活躍を続けています。

奈良県天理市出身の立川選手は、4歳からラグビーを始めました。天理中学校、天理高等学校と進み、高校時代には第2回ラグビージュニア世界選手権に出場するなど、早くからその才能をいかんなく発揮していました。

その後、天理大学に進学。大学時代には、兄である直道選手と共にチームを牽引。3年生の時には、35年ぶりの関西大学ラグビーフットボールリーグ制覇に貢献、翌年には主将としてリーグ連覇を達成しました。

大学選手権では、強豪校を次々と撃破。決勝では帝京大学と対戦し、惜しくも敗れはしたものの、その力強いプレーは多くの関係者の注目を集め、評価を大きく高めました。

大学卒業後、クボタスピアーズ（現クボタスピアーズ船橋・東京ベイ）に入団。すると、すぐに日本代表に選出され、2012年のアジア5カ国対抗カザフスタン戦で日本代表デビューを果たしました。

以降、日本代表のセンターとして、不動の地位を築き、数々の国際試合で活躍。スタンドオフとしても出場経験があり、その高いスキルとゲームを読む能力は、チームにとって欠かせないものとなっています。

2013年には、ウェールズ代表との歴史的な初勝利を飾った試合にもスタメン出場。その活躍は、日本ラグビー史に刻まれた重要な出来事の一つとなりました。

2014年にはスーパーラグビーのブランビーズに加入しましたが、公式戦出場はありませんでした。しかし、2015年のラグビーワールドカップ2015日本代表に選出され、世界の大舞台で日本の代表としてプレーしました。同年には、スーパーラグビーの日本チームサンウルブズの2016年スコッドにも選出されました。

その後、2019年にはオタゴに加入し、更なる経験を積みました。2021年には、垣永真之介選手と共に、音声配信プラットフォームstand.fmで「ハルのいろり話」という番組をスタートさせ、ファンとの交流を深めています。

その卓越した才能と経験、そして常に進化を続ける姿勢は、多くの若手選手たちのロールモデルとなっています。

数々の栄光を手にした立川選手ですが、その道のりは決して平坦ではありませんでした。厳しい練習や、幾多の困難を乗り越えてきた経験が、現在の彼の強さを支えていると言えるでしょう。

彼の活躍は、日本ラグビー界にとって大きな力となり、これからも多くのファンを魅了し続けることでしょう。

受賞歴:

ジャパンラグビートップリーグ　2016-17 ベストフィフティーン
ジャパンラグビーリーグワン　2022-23 リーグワンMVP

主な関係者:

島直良（天理高校時代の同級生）
田村玲一（高校・大学時代の同級生）
藤原丈宏（高校・大学時代の同級生）
上田聖（天理大学時代の同級生）
* 山路和希（天理大学時代の同級生）

立川選手の今後の活躍にも、目が離せません。

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