第27回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント

第27回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント レース詳細

2018年10月5日から8日にかけて、前橋競輪場で開催された「第27回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」は、競輪のGIレースとして注目を集めました。優勝賞金は2890万円（副賞含む）で、多くの競輪ファンがその行方を見守りました。

決勝戦の模様

10月8日に行われた決勝戦では、誘導員を務める金子真也選手（群馬）の先導でレースがスタート。

レースは、脇本雄太選手と三谷竜生選手、清水裕友選手と柏野智典選手、そして浅井康太選手、平原康多選手、渡邉一成選手、小松崎大地選手、佐藤慎太郎選手らが周回を重ねる展開となりました。青板周回で後方から福島勢が徐々に前に出ようとしますが、脇本選手がこれを突っ張り、赤板突入。ジャン前では、3番手にいた清水選手がカマシを敢行し、柏野選手が一旦離れながらも追走。三谷選手は浅井選手を張り、最終ホームは清水選手、柏野選手、少し離れて脇本選手、三谷選手、平原選手の順で通過しました。後方では、イン側の渡邉選手が最終1センターで競り勝ち、浅井選手は9番手まで後退しました。

最終2コーナーから捲りを仕掛けた脇本選手が、8月のオールスター競輪に続きGI連覇を達成。2着には三谷選手、3着には最終ホーム前から3番手をキープした平原選手が入り、渡邉選手は4着となり連覇はなりませんでした。

大会トピックス

キン肉マンとのコラボ: 平成30年度特別競輪統一サイト「キン肉マン 超人ケイリン編」では、テリーマンが今大会を担当しました。
テレビ中継: 決勝戦はテレビ東京系列で生中継され、番組内では競輪界初のナイターGIとなる第60回朝日新聞社杯競輪祭の決勝戦を同局のゴールデンタイムで生中継することが発表されました。
総売上: 4日間の総売上は76億8340万4900円で、目標額の85億円には届かず、4日制GIとしては過去最低となりました。
ナショナルチーム選手の動向: 2020年東京オリンピックを目指すナショナルチーム勢からは、脇本雄太選手、渡邉一成選手、河端朋之選手、雨谷一樹選手が出場。新田祐大選手は出場辞退、深谷知広選手は欠場となりました。
神山雄一郎選手の記録: 神山雄一郎選手が連続25回出場を達成し、開会式で表彰されました。
バンクレコードタイ: 準決勝では、脇本雄太選手が8秒8のバンクレコードタイを記録しました。
決勝進出者: 決勝には昨年大会と同様、福島勢が3名進出。小松崎大地選手と清水裕友選手がGI初優出を果たしました。

競走データ詳細

項目	内容
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大会名称	第27回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント
開催期間	2018年10月5日～8日
開催場所	前橋競輪場
優勝者	脇本雄太
優勝賞金	2890万円（副賞含む）
総売上	76億8340万4900円
バンクレコードタイ	脇本雄太（8秒8）

外部リンク

KEIRIN.JP 特設サイト
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日刊スポーツ 特設サイト
* イー新聞競輪 特設サイト

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