第29回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント

第29回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント

2020年10月15日から18日の4日間、群馬県の前橋[[競輪場]]において、第29回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメントが開催されました。優勝賞金は2940万円（副賞含む）で、多くの競輪ファンが注目するビッグレースとなりました。

レース概要

決勝戦は10月18日に行われ、熱戦が繰り広げられました。誘導員は群馬県の稲村成浩選手が務めました。レース結果の詳細については、配当金情報とともに以下の表にまとめられています。

特記事項

前橋[[競輪場]]での寛仁親王牌開催は、前年に引き続き5年連続21度目となりました。しかし、翌年は弥彦[[競輪場]]での開催となり、6年ぶりの開催地変更となりました。

今大会は、新型コロナウイルス感染症の影響により、2月の第35回読売新聞社杯全日本選抜競輪以来となる、条件なしの有観客開催となりました。しかし、感染拡大防止のため、入場者数は各日5,000名、特別観覧席は57名に制限されました。

決勝戦はテレビ東京系列で全国6局ネットで中継され、BSテレ東でも同時放送されました。多くの競輪ファンがテレビの前でレースを見守りました。

シリーズ4日間の総売上は、85億4077万4100円となり、目標としていた85億円を上回りました。前年比126.1％となり、2012年の第21回大会以来、8年ぶりに前年を上回る結果となりました。

初日12Rの日本競輪選手会理事長杯では、全日本プロ選手権自転車競技大会（全プロ）が中止になったため、選考条件が一部変更され、S級S班の9名が選出されました。このレースは、通常の競輪とは異なるメンバー構成で、注目を集めました。

今大会の決勝戦では、山田庸平選手と橋本強選手が初のGI決勝進出を果たしました。さらに、山田庸平選手は兄の山田英明選手とともに決勝に進出し、兄弟同時決勝進出という珍しい記録を達成しました。兄弟でのGI決勝進出は、2018年の第72回日本選手権[[競輪]]での村上義弘選手、博幸選手以来、2年ぶり18例目となります。寛仁親王牌では初の事例となりました。兄弟での表彰台独占はなりませんでしたが、過去には1976年のオールスター[[競輪]]で藤巻昇選手・清志選手兄弟、2010年の日本選手権[[競輪]]で村上博幸選手・義弘選手兄弟が達成しています。

グランドスラムに王手をかけていた新田祐大選手は、惜しくも2着となり、グランドスラム達成は来年以降に持ち越しとなりました。彼の今後の活躍に期待が高まります。

脚注

注釈

出典

外部リンク

KEIRIN.JP 特設サイト
前橋[[競輪場]] 特設サイト
日刊スポーツ 特設サイト
イー新聞競輪 特設サイト

もう一度検索