第38回読売新聞社杯全日本選抜競輪

第38回読売新聞社杯全日本選抜競輪

2023年2月23日から2月26日の4日間、高知競輪場を舞台に、第38回読売新聞社杯全日本選抜競輪が開催されました。この大会は、競輪界のトップ選手たちが集うGIレースであり、優勝賞金は3,642万円（副賞込み）と高額です。高知競輪場でのGI開催は、2007年以来16年ぶりとなり、大きな注目を集めました。

レース概要

決勝戦は、2月26日に行われ、篠原龍馬選手が誘導員を務めました。当日は晴天で、風速3mというコンディションでした。レースは激しい駆け引きが繰り広げられ、多くの観客を魅了しました。

特記事項

高知競輪場でのGI開催は、2007年9月のオールスター[[競輪]]以来16年ぶり4回目。
全日本選抜競輪単独では、2003年11月以来20年ぶり2回目の開催。
500mバンクでのGI開催は、2014年6月以来8年ぶり。
高知競輪場は、本大会開催に向けてバンクの張り替え工事を実施。
大会テーマソングは、JaaBourBonzの「イメージノミライへ」を採用。
当初、COVID-19の影響で入場制限が予定されていたが、後に撤廃。
地上波中継は、日本テレビ系列で「坂上忍の勝たせてあげたいTV」として放送。
シリーズ全体の売上は95億8258万8600円で、目標には届かなかったものの、前回比105.0%を記録。
4日制のGIで95億円を超えたのは、2016年以来7年ぶり。
売上内訳は、本場1億8458万円、場外41億2184万9000円、電話・インターネット投票52億7615万9600円。

出場選手とレース展開

S級S班の9選手は、前年に続き全員が出場。決勝戦には、そのうち4名が進出しました。しかし、松浦悠士選手、佐藤慎太郎選手、郡司浩平選手、新山響平選手、平原康多選手は、準決勝で敗退となりました。

レースでは落車があったものの、3日目終了時点では失格による欠場者はなく、補充は行われませんでした。最終日は全レースが9車立てで行われました。

昨年大会と同様に、4年連続でGI初優出の選手はいませんでした。香川雄介選手は2019年以来、三谷竜生選手は2020年以来の決勝戦進出となりました。

優勝者

古性優作選手が、見事優勝を果たしました。また、スタールビー賞も1着で、大会2人目の連覇を達成しました。これは、過去に中野浩一選手が1988年と1989年に達成して以来の快挙です。

まとめ

第38回読売新聞社杯全日本選抜競輪は、高知競輪場での久々のGI開催となり、多くの競輪ファンを魅了しました。古性優作選手の連覇という歴史的な瞬間や、各選手の熱いレース展開が繰り広げられ、記憶に残る大会となりました。また、売上も目標には届かなかったものの、前回大会を上回る結果となり、競輪界の盛り上がりを象徴する大会となりました。

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