松浦悠士

松浦悠士

松浦悠士（まつうら ゆうじ、1990年11月21日 - ）は、広島県広島市出身の競輪選手です。日本競輪学校（現：日本[[競輪選手養成所]]）第98期生として卒業し、日本[[競輪選手会]]広島支部に所属しています。師匠は同じく競輪選手の脇田良雄です。

経歴

広島市立広島工業高等学校に進学後、水泳部がなかったため自転車競技部に入部。ここで自転車競技の才能を開花させます。

2007年には、全国高校総体4km速度競走で8位入賞、第63回国民体育大会4km速度競走で7位入賞を果たし、その実力を示しました。

2010年3月、競輪学校を13位の成績で卒業。同年7月13日に熊本競輪場でデビューし、初戦で1着を獲得しました。

2016年3月、第69回日本選手権競輪（名古屋競輪場）でGI初出場を果たし、その後も着実に力をつけていきます。

2019年2月、第34回読売新聞社杯全日本選抜競輪（別府競輪場）でGI初の決勝進出を果たします。同年11月には、第61回朝日新聞社杯競輪祭（小倉競輪場）でGI初制覇を達成。これは、広島県勢として1960年の古田泰久以来、59年ぶりの特別競輪制覇という快挙でした。また、同年のKEIRINグランプリにも出場し、広島県勢初のS級S班入り（2020年）も果たしました。

2020年は、3月の第4回ウィナーズカップ（福井競輪場）を制覇。さらに8月の第63回オールスター競輪（名古屋競輪場）では、最終1角での激しい競り合いを制して優勝、自身2つ目のGIタイトルを獲得。この活躍が認められ、日刊スポーツ新聞社制定の「第34回競輪年間三賞」では技能賞に選ばれました。

2021年5月、第75回日本選手権競輪（京王閣競輪場）では、ゴール直前の大接戦を制し優勝。この時点で年間獲得賞金が1億円を突破しました。

2022年7月、第18回サマーナイトフェスティバル（玉野競輪場）では、2021年に続き連覇を達成し、史上初の快挙を成し遂げました。この活躍により、同年のグランプリにも出場しています。

2023年3月、第7回ウィナーズカップ（別府競輪場）で、3年ぶり2度目の優勝。同年7月の第19回サマーナイトフェスティバル（函館競輪場）では、脇本雄太との連携で3連覇を達成し、KEIRINグランプリに出場しました。

そして、同年12月30日、KEIRINグランプリ2023（立川競輪場）では、清水裕友との連携から、深谷知広を差し切り、悲願のグランプリ制覇を達成。これにより、優勝賞金1億3700万円を獲得し、初の年間賞金王に輝きました。年間獲得賞金は2億5270万7900円となり、中国地区所属選手としても初の賞金王となりました。また、月間獲得最高賞金額の記録も更新しました。

2024年は、競輪祭までにGIIIを2回優勝するものの、特別競輪の決勝進出は競輪祭のみに留まり、年初の落車による怪我の影響もあり、賞金額の上積みができずグランプリ出場はなりませんでした。これにより、S班の継続は5年で途絶えることとなりました。

主な獲得タイトルと記録

2019年 - 競輪祭（小倉競輪場）
2020年 - オールスター競輪（名古屋競輪場）
2021年 - 日本選手権競輪（京王閣競輪場）
2023年 - KEIRINグランプリ（立川競輪場）
年間賞金王 - 1回（2023年）
月間獲得最高賞金額 - 2023年12月

脚注

[注釈]

[出典]

外部リンク

選手情報： 松浦 悠士 - KEIRIN.JP
松浦悠士 (@yuji14681) - X（旧Twitter）
* 松浦悠士 (@yuji._matsuura) - Instagram

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