第54回オールスター競輪

第54回オールスター[[競輪]]

2011年8月31日から9月5日まで（3日中止のため1日順延）、岐阜[[競輪場]]にて開催された競輪のGI競走です。

レースプログラム

5日制で、一次予選を2走するポイント制で二次予選進出者が決定されました。前年度まで行われた敗者復活戦を含むトーナメント制度は、番組体系が複雑でファンから不評であったため、当年度から敗者復活戦やシャイニングスター賞1着選手による準決勝免除を廃止し、勝ち上がりを分かりやすくするため、番組体系が抜本的に見直されました。

勝ち上がり方式

以下は勝ち上がり組のみを対象に記述します。初日と3日目から5日目（最終日）は11レース、2日目は10レース（他に2日目と4日目に「ガールズケイリンコレクション」1レースが行われます）。

初日・2日目
一次予選: 合計12レースが行われ、各レース1着から3着の36名が二次予選に進出します。
ドリームレース: 初日の最終レースとして行われる特別選抜予選で、1着から5着の5名が3日目のシャイニングスター賞と4日目の準決勝への進出権を同時に獲得します。6着から9着の4名は二次予選に進出します。
ガールズケイリンコレクション アルテミス賞レース: 2017年に創設された、女子選手によるファン投票8位から14位までによる一発勝負のレースです。2日目の特別選抜予選前に行われます。
特別選抜予選: 2日目のオリオン賞レース前に行われ、1着の1名はシャイニングスター賞と準決勝への進出権を同時に獲得します。2着から9着の8名は二次予選に進出します。
オリオン賞レース: 2日目の最終レースとして行われる特別選抜予選で、1着から3着の3名がシャイニングスター賞と準決勝への進出権を同時に獲得します。4着から9着の6名は二次予選に進出します。
3日目
二次予選: 合計6レースが行われ、各レース1着から3着の18名が準決勝に進出します。
シャイニングスター賞: 二次特別選抜予選として最終レースに行われ、失格にならない限り、9名全員が準決勝に進出します。
4日目
準決勝: 合計3レースが行われ、各レース1着から3着の9名が決勝に進出します。
ガールズケイリンコレクション ガールズドリームレース: 2013年に創設された、女子選手によるファン投票1位から7位までによる一発勝負のレースです。準決勝前に行われます。2017年より女子選手の出場枠が14名に拡大されたため、新たに「ガールズドリームレース」の名称が与えられました。2015年・2016年は2日目の特別選抜予選前に行われました。
5日目（最終日）
決勝: 最終レースとして行われ、上位3着までは表彰式で表彰台に上がることができます。優勝者には優勝インタビューやウイニングランなどが行われます。
特別優秀: 決勝前の合計2レースで、準決勝各レース4着から7着の12名と、4日目特選（1）各レース1着から3着の6名の計18名で行われます。
優秀: 特別優秀前の合計2レースで、準決勝各レース8着から9着の6名、4日目特選（1）各レース4着から6着の6名及び4日目特選（2）各レース1着から3着の6名の計18名で行われます。

その他、2日目以降に予選敗退者を対象とした以下の競走が開催されます。

2日目: 選抜（1）
3日目: 一般、選抜（1）
4日目: 一般、選抜（2）、特選（2）、特選（1）
5日目: 特一般、選抜、特選

なお、3日目または4日目に「一般」を走った選手は、最終日を待たずに強制的に途中帰郷（「お帰り」）となります。

中止・順延

[9月3日]は、台風12号の影響により4日目の全競走が中止となり、翌4日に順延となりました。当大会における中止・順延は、1999年の第42回大会（甲子園[[競輪場]]）以来12年ぶりです。

決勝戦

9月5日（月）に決勝戦が行われました。誘導員は玉木勝実（岐阜県）が務めました。

配当金額

（配当金額の記載はありません）

レース概略

浅井康太選手が先頭でそのまま押し切って優勝、山口幸二選手が2着に入りました。最終1センターでは、長塚智広選手が頭で押した際に佐藤慎太郎選手が転倒し、その煽りで長塚選手も転倒。これに伏見俊昭選手、山内卓也選手が乗り上げました。深谷知広選手は落車を避けようとして外に膨らみ失速しました。なお、長塚選手は失格となりました。

特記事項

岐阜[[競輪場]]でのオールスター[[競輪]]開催は、伏見俊昭選手が制覇した2001年以来10年ぶり3度目でした。
決勝戦の地上波中継は、本来ぎふチャンで放送される予定でしたが、中止順延の影響でなくなりました。決勝戦の中継は、ケイリンライブ!282とSPEEDチャンネルのみとなりました。
シリーズ五日間の総売上は124億9568万0600円で、中止順延の影響がありながら目標額の120億円を上回りました。
競走データとして、これ以後、GIで「逃げ」の決まり手での優勝は、2018年の同大会（いわき平、脇本雄太選手）までありませんでした。

脚注

参考文献: オールスター[[競輪]]回顧 - 公営競技はどこへ行く 2011年9月5日付記事

テレビ放送予定

（テレビ放送予定の記載はありません）

外部リンク

東日本大震災被災地支援 第54回オールスター[[競輪]]（ＧI）出場選手選考における推薦選手について

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