第6後方支援連隊

第6後方支援連隊について

第6後方支援連隊は、山形県東根市の神町駐屯地に所在する、陸上自衛隊第6師団の隷下部隊です。この連隊は、師団の活動を後方から支える重要な役割を担っており、兵站（補給、整備、回収、輸送）や衛生に関する支援を主な任務としています。また、災害派遣や民生協力、国際貢献活動など、多岐にわたる活動も行っています。

連隊の沿革

1990年3月26日、第6師団の近代化改編に伴い、第6武器隊、第6補給隊、第6輸送隊、第6衛生隊が統合され、第6後方支援連隊が編成されました。その後、1994年には東北方面武器隊武器直接支援隊が編入され、組織が拡大しました。1995年の阪神・淡路大震災では災害派遣に出動し、その活動が評価されました。1996年には、師団司令部第4部長職が専任化され、連隊長との兼補が解除されました。また、武器隊は武器大隊に改編されました。

2006年には、補給・整備組織を集約するため、武器大隊に師団隷下の諸部隊の整備部門が統合され、第1整備大隊と第2整備大隊が再編されました。2008年の岩手・宮城内陸地震でも災害派遣に出動しています。2017年には、女性初の連隊長として澤村満称子1等陸佐が着任しました。

2019年3月には、部隊の廃止・新編が行われました。第22普通科連隊の即応機動連隊への改編に伴い、第2整備大隊の第2普通科直接支援中隊が廃止され、新たに即応機動直接支援中隊が編成されました。また、第6戦車大隊の廃止に伴い、戦車直接支援隊も廃止されました。

2020年には、第2整備大隊の特科直接支援中隊が廃止され、東北方面後方支援隊第102特科直接支援隊に編合されました。

部隊編成

第6後方支援連隊は、以下の部隊で構成されています。

第6後方支援連隊本部
本部付隊：連隊本部の支援、通信に関する業務
通信小隊
第1整備大隊：師団隷下部隊に対する全般整備支援
本部付隊
火器車両整備中隊
施設整備隊：第6施設大隊などを支援
通信電子整備隊：第6通信大隊などを支援
第2整備大隊：師団隷下部隊の装備品の整備・回収
本部付隊
第1普通科直接支援中隊：第20普通科連隊を支援
即応機動直接支援中隊（多賀城駐屯地）：第22即応機動連隊を支援
直接支援小隊（大和駐屯地）：第22即応機動連隊機動戦闘車隊を支援
第3普通科直接支援中隊（福島駐屯地）：第44普通科連隊を支援
高射直接支援隊（郡山駐屯地）：第6高射特科大隊を支援
偵察直接支援小隊（大和駐屯地）：第6偵察隊を支援
補給隊：糧食、需品、燃料、部品、水の補給・回収、入浴・洗濯業務
本部付隊
需品補給小隊
部品補給小隊
業務小隊
輸送隊：人員、補給品、車両などの輸送
管理班
輸送小隊（Ａ）
輸送小隊（Ｂ）
神町自動車教習所
衛生隊：患者の治療・後送、防疫
救急車小隊
治療隊

主要幹部

（主要幹部については、具体的な情報が提供されていないため、ここでは割愛します。）

主要装備

（主要装備については、具体的な情報が提供されていないため、ここでは割愛します。）

廃止（改編）部隊

過去には、以下の部隊が廃止または改編されています。

第6後方支援連隊武器隊
第6後方支援連隊武器大隊
第6後方支援連隊第2整備大隊第2普通科直接支援中隊
第6後方支援連隊第2整備大隊戦車直接支援隊
第6後方支援連隊第2整備大隊特科直接支援中隊

脚注

（脚注については、具体的な情報が提供されていないため、ここでは割愛します。）

関連項目

陸上自衛隊武器学校
陸上自衛隊需品学校
陸上自衛隊輸送学校
陸上自衛隊衛生学校
第9後方支援連隊
東北方面後方支援隊

外部リンク

* 第6後方支援連隊ホームページ


この情報は、第6後方支援連隊の基本的な概要をまとめたものです。詳細については、関連する公式資料やホームページ等をご参照ください。

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