福島
駐屯地は、
福島県福島市荒井字原宿1に位置する
陸上自衛隊の
駐屯地です。第44普通科連隊をはじめとする部隊が駐屯しており、地域防衛の重要な拠点となっています。
駐屯地司令は、第44普通科連隊長が兼務しています。
沿革
1953年10月15日:豊川駐屯地から第1連隊第3大隊が移駐。
1953年10月25日:
保安隊福島
駐屯地が新設。
1954年7月1日:陸上自衛隊発足に伴い、福島駐屯地が開設。
1954年8月23日:第6管区総監部が
練馬[[駐屯地]]から移駐。
1954年9月10日:第28会計隊第2分遣隊が第387会計隊に改編。
1954年9月25日:
第6管区警務隊第361福島分遣隊が移駐。
保安隊中央通信所福島支所が固定通信群第303固定通信中隊第359固定無線隊に改編。
1954年10月10日:第6特車大隊が相馬原[[駐屯地]]から移駐。
1954年
12月1日:第6管区総監部が
多賀城[[駐屯地]]に移駐。
1954年12月22日:第6施設大隊が南古河[[駐屯地]]から移駐。
1956年1月26日:第303固定通信中隊第359固定無線隊が第106固定通信大隊第359重無線隊に改編。
1956年3月31日:第6特車大隊が大和[[駐屯地]]に移駐。
1957年2月20日:第9施設大隊が編成完結(2個施設中隊基幹)。
1957年3月5日:第9施設大隊が八戸[[駐屯地]]に移駐。
1960年1月14日:東北
方面隊が発足。
第106固定通信大隊第359重無線隊が東北方面通信隊第105基地通信大隊第359基地通信隊に改編。
第361福島分遣隊が東北方面警務隊第359福島分遣隊に改編。
1960年8月12日:第6施設大隊が第105施設大隊に称号変更。
1963年8月10日:第302ダンプ車両中隊が
朝霞[[駐屯地]]から移駐。
1970年3月10日:第44普通科連隊が新編。
1974年3月26日:第105施設大隊が第11施設群に改編。
1975年3月26日:第105基地通信大隊第359基地通信隊が第315基地通信中隊福島派遣隊に改編。
1983年3月28日:第302ダンプ車両中隊が廃止。
1999年3月29日:第11施設群が機能別中隊に改編。第312施設器材中隊を廃止。
2006年3月26日:第11施設群第354施設中隊、第355施設中隊を廃止。
2006年3月27日:
第377施設中隊、第378施設中隊が新編。
東北方面後方支援隊第105施設直接支援大隊第2直接支援中隊(第11施設群を支援)が新編。
第6後方支援連隊第2整備大隊第3普通科直接支援中隊(第44普通科連隊を支援)が新編。
2008年3月26日:警務隊の改編により、第110地区警務隊福島派遣隊が第124地区警務隊福島派遣隊に改編。
2018年3月27日:第11施設群第378施設中隊を廃止。
駐屯部隊
第6師団
第44普通科連隊
第6後方支援連隊
第2整備大隊
第3普通科直接支援中隊
第2施設団
第11施設群(第357施設中隊を除く)
東北方面後方支援隊
第105施設直接支援大隊
第2直接支援中隊
東北方面会計隊
第387会計隊
東北方面システム通信群
第103基地システム通信大隊
第315基地通信中隊
福島派遣隊
福島駐屯地業務隊
防衛大臣直轄部隊
東北方面警務隊
第124地区警務隊
福島派遣隊
射撃場
福島市荒井に所在し、主に
小銃射撃訓練に使用。
水原演習場
福島市南西部の吾妻・安達太良連峰山麓に位置し、小規模演習や各種訓練に利用。
かつて隣接していたゴルフ場では、誤って爆破訓練の金属片が落下する事故が発生したことがある。
大規模演習や
迫撃砲などの
射撃は、白河布引山
演習場や王城寺原
演習場を使用。
民間人の立ち入りは原則禁止。
最寄りの幹線交通
高速道路: 東北自動車道 福島西IC
一般道: 国道4号、国道13号、国道114号、国道115号、国道399号、国道459号、福島県道3号福島飯坂線、福島県道5号上名倉飯坂伊達線、福島県道362号南福島停車場線
鉄道: JR東日本
東北本線/
山形線 福島駅
港湾: 相馬港(重要港湾)
飛行場:
福島空港(第三種空港)
重要施設
福島第一原子力発電所 (出力391.2万kW。BWR)(双葉郡大熊町、双葉町)
福島第二原子力発電所 (出力440.0万kW。BWR)(
双葉郡富岡町、
楢葉町)
原町火力発電所 (出力200.0万kW。石炭)(南相馬市)
新地発電所 (出力100.0万kW。石炭)(
相馬郡新地町)
新福島変電所 (超高圧変電所)(双葉郡富岡町)
南相馬変電所 (超高圧
変電所)(
南相馬市)
金谷川変電所 (二次変電所)(福島市)
脚注
外部リンク
福島駐屯地
*
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