素顔の私

アルバム概要

『素顔の私』は、八神純子の2枚目のスタジオアルバムで、1979年4月5日に発売されました。本アルバムは、八神にとって初めてオリコンチャートで1位を獲得した作品であり、特にシングル「みずいろの雨」が代表的な楽曲として知られています。この曲は八神の楽曲の中でも特に売上が高く、トレードマークともいえる存在です。

収録内容

アルバムは、全10曲から構成されており、以下のように2つの面に分かれています。

SIDE A

1. バースデイ・ソング (3分26秒)
作詞・作曲：八神純子、編曲：戸塚修
2. 明日に向かって行け (4分51秒)
作詞：八神純子、作曲：八神純子・大村雅朗、編曲：大村雅朗
3. 揺れる気持ち (4分13秒)
作詞・作曲：八神純子、編曲：大村雅朗
4. みずいろの雨 (3分29秒)
作詞：三浦徳子、作曲：八神純子、編曲：大村雅朗
5. 夜間飛行 (6分24秒)
作詞：八神純子、作曲：後藤次利、編曲：後藤次利

SIDE B

1. アダムとイブ (3分24秒)
作詞：三浦徳子、作曲：八神純子、編曲：戸塚修
2. そっと後から (4分9秒)
作詞・作曲：八神純子、編曲：後藤次利
3. ハロー・アンド・グッドバイ (3分22秒)
作詞：Kelly Stevens（訳詞：片桐和子）、作曲：William Tragesser、編曲：大村雅朗
4. 渚 (3分47秒)
作詞・作曲：八神純子、編曲：大村雅朗
5. DAWN (7分45秒)
作詞：山川啓介、作曲：八神純子、編曲：青山徹・大村雅朗

参加ミュージシャン

本アルバムには、八神自身がキーボード、ボーカル、パーカッションを担当しています。また、さまざまな有名なミュージシャンが参加しており、ドラムスには林立夫、高橋幸宏、島村英二、ロバート・ブリル、古田たかしが名前を連ねています。エレクトリック・ベースには武部秀明や関政雄、後藤次利、さらにエレクトリック・ギターには青山徹、鈴木茂、松原正樹、矢島賢が参加しています。
特に印象的なのは、ストリングスにはトマトグループが担当し、コーラスには戸塚修、浜田良美、麦踏コーラス隊が加わっています。このように多彩なアーティストとのコラボレーションが、本アルバムの豊かな音楽を形成しています。

アルバムへの影響

『素顔の私』は、八神純子の音楽活動の中で非常に重要な役割を果たしたアルバムであり、その後のキャリアに大きな影響を与えました。特に「みずいろの雨」は今なお多くの人々に愛され続けており、八神純子の代表曲として、日本の音楽シーンにおいても重要な位置を占めています。

そのため、アルバム自体も八神の豊かな音楽的才能を示す作品として、高い評価を受けており、ファンや音楽愛好者にとって欠かせない一枚となっています。本アルバムの登場以降、八神純子はその活動を続け、さらなる成功を収めていきます。

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