美作加茂駅

美作加茂駅（みまさかかもえき）

美作加茂駅は、岡山県津山市加茂町桑原に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）因美線の駅です。津山方面からの列車の一部が当駅で折り返す運行形態をとっています。かつては急行「砂丘」の停車駅でもありました。

歴史

1928年（昭和3年）3月15日：鉄道省因美南線が当駅 - 東津山駅 - 津山駅間で開通した際に、終着駅として開設されました。当時の所在地は岡山県苫田郡東加茂村桑原でした。
1931年（昭和6年）9月12日：因美南線が当駅から美作河井駅まで延伸し、途中駅となりました。
1932年（昭和7年）7月1日：因美南線が因美線の一部となり、当駅もその所属となりました。
1942年（昭和17年）5月27日：加茂町（第2次）成立に伴い、所在地表示が岡山県苫田郡加茂町桑原となりました。
1954年（昭和29年）4月1日：加茂町（第3次）成立に伴い、所在地表示が岡山県苫田郡加茂町桑原となりました。
1970年（昭和45年）10月1日：貨物取扱が廃止されました。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱いが廃止されました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となりました。
2000年（平成12年）4月1日：津山鉄道部美作加茂分室が廃止され、簡易委託駅となりました。これに先立ち、3月11日から営業時間が縮小されていました。
2003年（平成15年）6月15日：現在の木造駅舎が完成しました。
2005年（平成17年）2月28日：加茂町が津山市に編入され、所在地表示が岡山県津山市加茂町桑原となりました。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、列車の行き違いが可能です。因美線の岡山県内区間では、東津山駅を除くと唯一の交換設備がある駅です。駅舎は2003年6月に改築されたもので、津山方面行きのホーム側に位置しています。両ホームは構内踏切で連絡しています。
津山駅 - 当駅間には区間列車が運行されており、智頭方面行きのホームで折り返します。平日と土曜日の朝6時には当駅始発の津山行き列車が、また津山発の20時台には当駅止まりの列車がそれぞれ設定されています。

津山駅が管理する簡易委託駅で、窓口は平日・土曜・祝日の朝夕のみ営業しています。駅舎内には水洗式便所が設置されています。かつては改札内・外に汲み取り式便所がありましたが、駅舎改築の際に撤去されました。

利用状況

近年の1日平均乗車人員は以下の通りです。

年度別乗車人員は省略（具体的な数値データは省略）

駅周辺

駅周辺には以下の施設があります。

津山市立加茂中学校
加茂郵便局
中国銀行加茂支店
津山市加茂支所（旧・加茂町役場）
津山市立加茂町図書館
百々温泉めぐみ荘
岡山県道・鳥取県道6号津山智頭八東線
ごんごバス加茂線・加茂観光バス「加茂駅前」停留所

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

因美線

■快速
那岐駅 - 美作加茂駅 - （上りのみ高野駅） - 東津山駅
■普通
知和駅 - 美作加茂駅 - 三浦駅

脚注

脚注は省略

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

* 美作加茂駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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