肥前旭駅

肥前旭駅（ひぜんあさひえき）

肥前旭駅は、佐賀県鳥栖市儀徳町にある、九州旅客鉄道（JR九州）鹿児島本線の駅です。駅番号はJB16。周辺は田園地帯が広がり、のどかな風景が特徴です。しかし、福岡市や久留米市へのアクセスも比較的容易なため、近年では住宅地としての開発も進んでいます。

歴史

肥前旭駅は、その歴史の中で何度か変化を経験しています。

1928年（昭和3年）12月23日：鉄道省により旭信号所として開設されました。
1934年（昭和9年）6月7日：肥前旭駅として駅に昇格しました。
1974年（昭和49年）3月5日：業務委託駅となりました。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱いが廃止され、無人駅となりましたが、その後駅員が再配置されました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR九州が駅を継承しました。
2000年（平成12年）10月14日：自動改札機が設置され、利用が開始されました。
2009年（平成21年）3月1日：ICカードSUGOCAの利用が開始されました。
2015年（平成27年）3月14日：再度無人駅となりました。

駅名の由来

駅名の由来は、鳥栖市が発足する以前にこの駅があった場所の村名、佐賀県三養基郡旭村に由来しています。開業当時、既に土讃線に旭駅が存在していたため、区別するために「肥前旭駅」と命名されました。総武本線の旭駅は、当初「旭町駅」として開業し、後に「旭駅」に改称されました。

駅構造

肥前旭駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。ホーム同士は跨線橋で繋がっています。駅舎は下り方面に向かって右側に位置しています。無人駅化に伴い、自動改札機は撤去されました。ICカードSUGOCAは利用可能ですが、カードの販売は行っておらず、チャージのみの取り扱いとなります。

のりば

利用状況

2020年度の1日平均乗車人員は578人です。

駅周辺

駅周辺は、国道や主要地方道から離れているため、大規模な商業施設はほとんどありません。しかし、福岡市や久留米市に比較的近いことから、近年は住宅建設が進み、ベッドタウン化が進行しています。

隣の駅

九州旅客鉄道（JR九州）

鹿児島本線

■快速

通過

■区間快速（一部列車のみ停車）・■普通

鳥栖駅 (JB15) - 肥前旭駅 (JB16) - 久留米駅 (JB17)

外部リンク

* 肥前旭駅（駅情報） - 九州旅客鉄道

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