花山院親家

花山院親家（かさんのいん ちかいえ）

花山院親家は、明治11年（1878年）12月13日に生まれ、大正13年（1924年）3月11日に亡くなった、明治から大正にかけての華族です。貴族院侯爵議員も務めました。旧姓は堀河。

生涯

華族・堀河康隆の七男として生まれました。その後、花山院忠遠の養子となります。明治28年（1895年）12月23日、養父の死去に伴い、侯爵を襲爵しました。貴族院侯爵議員には、明治36年（1903年）12月12日に満25歳で就任し、研究会に所属して活動し、亡くなるまでその職にありました。

また、実業界では大日本製菓の取締役を務めるなど、多岐にわたる分野で活躍しました。大正13年（1924年）3月、病のため鎌倉の自宅で逝去。

栄典

明治39年（1906年）1月20日 - 従四位

親族

妻：
花山院正子（中山孝麿長女、のち離縁）
花山院と志（青地伴三郎三女）
嗣子：花山院親忠（侯爵、春日大社宮司）
娘：花山院千枝子（松屋呉服店・松屋社長 古屋祐次郎（3代目古屋徳兵衛）夫人）
兄弟：
南岩倉具威（男爵）
堀河護麿（子爵）

参考文献

『貴族院要覧（丙）』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
『大正過去帳 物故人名辞典』東京美術、1973年。
衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成』上巻、霞会館、1996年。

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