苅安賀駅

苅安賀駅（かりやすかえき）

苅安賀駅は、愛知県一宮市大和町苅安賀に所在する、名古屋鉄道尾西線の駅です。駅番号はBS11。

歴史

かつて特急列車が運行されていた時代には、特急停車駅としての役割も担っていました。

1900年（明治33年）1月24日：開業。開業当初の読み方は「かりやすが」でした（改名時期は不明）。
1968年（昭和43年）5月12日：特急停車駅に昇格。
1969年（昭和44年）7月6日：準急停車駅に降格。
1970年（昭和45年）12月25日：普通停車駅に降格。
1995年（平成7年）4月1日：無人化。
2007年（平成19年）12月14日：トランパス導入。
2011年（平成23年）2月11日：ICカードmanaca導入。
2012年（平成24年）2月29日：トランパスの利用を終了。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、ホーム有効長は85m（4両編成対応）です。かつてはタブレット交換のため駅員が配置されていましたが、新一宮駅（現在の名鉄一宮駅）から森上駅間の自動信号化に伴い、1995年に無人駅となりました。

現在はmanacaが利用可能です。1927年（昭和2年）に建設された木造駅舎は、トランパス導入工事の際に取り壊されました。現在は、一宮駅側と津島駅側の両方に新しい駅舎と改札が設置されています。改札外の構内踏切で両ホーム間を移動できます。ホームには非常電話も設置されています。

当駅では列車の行き違いが行われていますが、高架化後は行き違い設備は隣の観音寺駅に移設される予定です。

利用状況

2020年度の1日平均乗降人員は779人です。

2013年度の1日平均乗降人員は945人で、名鉄全駅（275駅）中228位、尾西線（22駅）中19位でした。
1992年度の1日平均乗降人員は751人で、当時の名鉄全駅（342駅）中249位、尾西線（23駅）中19位でした。

駅周辺

一宮市立大和西小学校
名神高速道路・東海北陸自動車道 一宮ジャンクション
東海北陸自動車道 一宮西インターチェンジ・一宮稲沢北インターチェンジ
ヤマナカ一宮フランテ館
国道155号
愛知県道14号岐阜稲沢線（西尾張中央道）
一宮聾学校
苅安賀自動車学校
* 苅安賀城址

高架化計画

駅東部に位置する苅安賀1号踏切における西尾張中央道の慢性的な交通渋滞を解消するため、観音寺駅 - 苅安賀駅間の高架化が計画されています。

当初は2024年度（令和6年度）の完成を目指していましたが、用地交渉の難航や名古屋鉄道の施工計画の調整などにより、2030年度（令和12年度）に完成が延期されました。高架化完成後は、当駅は高架駅となり、行き違い設備は隣の観音寺駅に移設される予定です。

隣の駅

名古屋鉄道

尾西線（名鉄一宮 - 津島）

二子駅（BS10） - 苅安賀駅（BS11） - 観音寺駅（BS12）

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