苗穂分屯地

苗穂分屯地について

苗穂分屯地（なえぼぶんとんち、JGSDF Vice-Camp Naebo）は、北海道札幌市東区苗穂町7-1-1に所在する陸上自衛隊の施設です。この分屯地は、島松駐屯地の管轄下にあり、北海道補給処苗穂支処などが駐屯しています。

概要

分屯地司令は、苗穂支処長が兼務しています。主な業務は、北部[[方面隊]]の施設器材の出納、保管、補給、整備、および技術検査です。また、施設車両の自動車番号に関する事務や保安検査も行っています。

歴史

苗穂分屯地の歴史は、警察予備隊札幌駐屯地として始まりました。以下に沿革をまとめます。

1951年（昭和26年）
4月10日：第2管区総監部および同付中隊などが真駒内駐屯地から移駐。
5月1日：第2管区隊が編成完結。

この時期には、苗穂駐屯地は警察予備隊の拠点として機能していました。

1951年（昭和26年）12月1日
札幌駐屯地の開設に伴い、苗穂駐屯地に改称。
第2管区総監部などが苗穂駐屯地から札幌駐屯地に移駐。

1952年（昭和27年）
1月28日：北海道地区補給廠が苗穂駐屯地で開設。
3月10日：警察予備隊総隊総監部直轄となる。

1952年（昭和27年）10月15日
警察予備隊が保安隊に改編。北海道地区補給廠が保安庁長官直轄となる。

1952年（昭和27年）12月1日
島松駐屯地開設により、苗穂駐屯地は廃止され、島松駐屯地の分屯地となる。
12月10日：北海道地区補給廠本隊が島松駐屯地へ移駐。

1953年（昭和28年）5月30日
北海道地区補給しょうに改編。

1954年（昭和29年）7月1日
陸上自衛隊発足により、陸上自衛隊北海道地区補給処に改称。

1957年（昭和32年）11月20日
陸上自衛隊北海道地区補給処苗穂支処が編成完結。

1998年（平成10年）3月26日
陸上自衛隊北海道補給処苗穂支処に改称。

駐屯部隊・機関

苗穂分屯地には、以下の部隊や機関が駐屯しています。

北部[[方面隊]]隷下部隊
北海道補給処
苗穂支処
北部方面システム通信群
第101基地システム通信大隊
第314基地通信中隊
苗穂派遣隊

所在部隊（航空自衛隊）
航空自衛隊第4補給処
調達部
札幌調達室

アクセス

苗穂分屯地へのアクセスは、以下の幹線交通が利用可能です。

高速道路: 道央自動車道 札幌IC
一般道: 国道12号、国道275号、北海道道89号札幌環状線
鉄道: JR北海道 苗穂駅
飛行場: 札幌[[飛行場]]（官民共用）

外部リンク

苗穂分屯地 - 第11旅団公式サイト

苗穂分屯地は、陸上自衛隊の重要な補給拠点として、北海道の防衛に貢献しています。

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