茅野市運動公園

茅野市運動公園について

茅野市運動公園は、長野県茅野市にある広大な都市公園で、市民の健康増進とスポーツ活動の拠点として重要な役割を担っています。1978年に長野県で開催されたやまびこ国体の軟式野球競技会場として開園し、その後も様々な体育施設が整備され、現在に至っています。

公園の愛称は「茅野市スポーツ公園」として親しまれており、市民のスポーツ活動の場としてだけでなく、地域交流の場としても活用されています。公園内には、総合体育館、テニスコート、野球場、陸上競技場など、様々なスポーツに対応した施設が充実しており、年間を通して多くの市民が利用しています。

公園内施設

総合体育館: 様々な屋内スポーツに対応できる施設です。
テニスコート: 市民が気軽にテニスを楽しめるコートです。
国際スケートセンター（NAO ice OVAL）: 茅野市出身のスピードスケート選手、小平奈緒選手の功績を称え、愛称がつけられました。しかし、近年は利用者の減少や施設の老朽化により、今後の存廃が検討されています。
ゴルフ練習場: 夏季にはスケートセンターを転用した練習場として利用されています。
市営プール: 2024年7月13日から8月18日までの営業を最後に閉鎖されることが決定しました。
野球場: プロ野球独立リーグの信濃グランセローズがかつて主催試合を開催しており、映画の撮影にも利用されました。
広場野球場: 軟式野球などに利用される野球場です。
陸上競技場: 各種陸上競技の練習や大会に利用される施設です。
弓道場: 弓道の練習や競技に利用される施設です。
相撲場: 相撲の練習や大会に利用される施設です。
野外音楽堂: 各種イベントやコンサートに利用される施設です。
自由広場: 多目的に利用できる広場です。
屋内ゲートボール場: 天候に左右されずゲートボールを楽しめる施設です。
バッティングセンター: 練習やレクリエーションで利用できる施設です。
駐車場: 第1駐車場、第2駐車場、スケートセンター第2、第3駐車場があります。

その他

原爆の火・平和の塔: 茅野市が非核平和都市宣言を行って以来、毎年8月6日に平和祈念式典が開催されています。しかし、近年は燃料費の高騰により、平和の灯の維持が課題となっています。
珍百景に登場した歩道橋: かつてテレビ番組「ナニコレ珍百景」で、すべり台が設置された歩道橋や、リス専用と紹介された歩道橋が取り上げられました。
ニホンリスの保護活動: 公園内では、「茅野市ニホンリスの会」が中心となり、ニホンリスの保護活動が行われています。市民に対しては、リスに近づきすぎない、餌を与えないなどの正しい共存方法を啓発しています。

イベント

* TOYOTA・GAZOO・Racingラリーチャレンジ in 八ヶ岳茅野: 2018年から公園がメイン会場となっており、2023年には4年ぶりに開催されました。

周辺施設

公園周辺には、茅野市図書館、茅野駅、茅野市立長峰中学校、長野県茅野高等学校、東海大学付属諏訪高等学校、茅野市役所、諏訪中央病院などがあります。

関連施設

近隣には、諏訪湖スタジアムや車山高原スキー場、白樺湖ロイヤルヒルスキー場などのスポーツ施設やレジャースポットがあります。

茅野市運動公園は、市民のスポーツ振興と健康増進に大きく貢献しており、今後も地域に密着した施設として発展していくことが期待されています。

公園の詳しい情報は、茅野市公式サイトや長野県観光機構のウェブサイトで確認できます。

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