茨城県道503号古河坂東自転車道線

茨城県道503号古河坂東自転車道線について



茨城県道503号古河坂東自転車道線は、茨城県古河市から坂東市に至る、全長約26.7kmの一般県道です。通称「利根渡良瀬自転車道」として親しまれ、サイクリストにとって魅力的なルートとなっています。

概要



この自転車道は、渡良瀬川と利根川の左岸、堤防上や高水敷に沿って整備されています。起点である古河市桜町の国道354号交差点から、坂東市莚打までを結びますが、2014年末の時点で、坂東市長谷から終点までの区間は未供用となっています。しかし、近年では、未供用区間の整備も進められています。

路線データ



起点: 茨城県古河市桜町4番3地先(国道354号交点=三国橋交差点)
終点: 茨城県坂東市莚打
重要な経過地: 旧猿島郡総和町(現古河市)、猿島郡境町
総延長: 26.691 km
重用延長: なし
未供用延長: なし
実延長: 26.691 km

歴史



1987年古河市桜町を起点とし、岩井市大字莚打を終点とする「古河岩井自転車道線」として県道認定されました。その後、1995年に現在の整理番号503に変更され、2006年には岩井市の坂東市への合併に伴い、路線名も「古河坂東自転車道線」へと改称されました。

年表



1987年2月9日:県道古河岩井自転車道線(整理番号416)として路線認定。
1988年3月31日古河市桜町 - 猿島郡境町蓮池下の区間(15.02 km)を供用開始。
1995年3月30日:整理番号が416から503に変更。
2005年9月22日猿島郡境町大字金岡 - 新田戸 - 桐ケ作の区間(合計2,209 m)が開通。
2006年4月1日:路線名が古河坂東自転車道線へ改称。
2014年12月1日古河市牧野地 - 古河市新久田間(約0.5 km)の自転車道が供用開始。
2016年6月15日古河市中田新田の自転車道が供用開始。
2017年6月15日古河市水海の自転車道(約1.1 km)が供用開始。
2023年11月20日古河市鳥喰の自転車道が供用開始。

地理



この自転車道は、以下の自治体を通過します。

茨城県
古河市
猿島郡境町
坂東市



交差する道路



以下の道路とは、立体交差などで接続しています。

国道354号(新三国橋)(茨城県古河市牧野地)
国道4号古河市中田)
新4号国道(春日部古河バイパス)(古河市水海)
国道354号境町
茨城県道17号結城野田線(境町
茨城県道162号岩井関宿野田線(下総利根大橋有料道路)(坂東市木間ヶ瀬)


特徴



古河坂東自転車道線は、利根川と渡良瀬川の豊かな自然に囲まれたルートです。川沿いの風景を楽しみながら、サイクリングやウォーキングを楽しむことができます。また、沿線には歴史的な名所や観光スポットもあり、休憩や観光にも最適です。サイクリストにとっては、自然と歴史を感じながら走れる魅力的なルートとして、地域住民や観光客に利用されています。整備も進み、より快適に走行できるようになっています。

参考文献



茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目



茨城県の県道一覧
日本の自転車道一覧

外部リンク



茨城県土木部
* 境工事事務所(道路の管理事務所)

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