萩原工業

萩原工業株式会社（HAGIHARA INDUSTRIES INC.）

萩原工業株式会社は、岡山県倉敷市水島に本社を構える、化学繊維製品の製造・販売を手がけるメーカーです。東京証券取引所プライム市場に上場しており、特にブルーシートの分野ではトップメーカーとして知られています。

概要

1892年（明治25年）、岡山県浅口郡西阿知町（現在の倉敷市西阿知町）にて、い草を用いた畳表や花筵を扱う萩原商店として創業しました。その後、1962年（昭和37年）に花筵のたて糸用ポリエチレン糸の製造販売を目的として、株式会社萩原商店水島工場が分社独立。現在は水島臨海工業地帯の一角に本社を置き、幅広い事業を展開しています。

沿革

1962年（昭和37年）11月29日 - 会社設立。資本金は1,500万円。
1964年（昭和39年） - 合成樹脂繊維フラットヤーンを開発。
1967年（昭和42年） - アメリカ、中近東、中南米、東南アジアへのプラント輸出を開始。
1970年（昭和45年） - 笠岡工場が完成。東京営業所を開設。
1973年（昭和48年） - 現在の所在地に本社工場が完成。
1989年（平成元年） - 里庄工場が完成。
1991年（平成3年） - 物流センターが完成。
1994年（平成6年） - 札幌営業所を開設。
1995年（平成7年） - 資本金が7億200万円に。
2000年（平成12年） - 大阪証券取引所第2部に上場（2007年6月23日に上場廃止）。資本金は10億800万円に。
2001年（平成13年） - 東京証券取引所第2部に上場。
2002年（平成14年） - 福岡営業所を開設。
2004年（平成16年） - 「ISO 9001:2000」を取得。
2013年（平成25年） - 岡山県文化奨励賞を受賞。
2014年（平成26年） - 東京証券取引所第1部に指定替え。
2018年（平成30年） - 海外代理店であるEPC社を買収。
2018年（平成30年） - 日本でいちばん大切にしたい会社大賞経済産業大臣賞を受賞。
2018年（平成30年） - 東洋平成ポリマー株式会社を買収。

事業所

本社・工場 - 岡山県倉敷市水島中通
合成樹脂事業部
賀陽工場 - 岡山県加賀郡吉備中央町
里庄工場 - 岡山県浅口郡里庄町
物流センター - 岡山県倉敷市南畝
東京支店 - 東京都千代田区
札幌営業所 - 北海道札幌市中央区
エンジニアリング事業部
東海オフィス - 岐阜県羽島市

系列企業

日本ファブウエルド - 岡山県笠岡市
PT.HAGIHARA WESTJAVA INDUSTRIES - インドネシア・ジャカルタ
青島萩原工業有限公司 - 中国・山東省
萩華機械技術（上海）有限公司 - 中国・上海市
BarChip Inc.［バルチップ株式会社］- 岡山県倉敷市
BarChip Asia Pte Ltd - シンガポール
BarChip Australia Pty Ltd - オーストラリア・ブリスベン
BarChip EMEA Ltd - アイルランド・ダブリン
BarChip Canada Concrete Products Inc. - カナダ・ケベック
BarChip USA Inc. - アメリカ・ノースキャロライナ
BarChip Mexico, S.A. DE CV - メキシコ・メキシコシティ
BarChip Peru S.A.C - ペルー・リマ
BarChip Brasil Fibras para Construcao Civil Ltda - ブラジル・サンパウロ
BarChip Chile S.A. - チリ・サンティアゴ

関連企業

萩原株式会社

提供番組

萩原工業presents ハミダセ!アミダセ!STU48（FM岡山）

参考文献

『2011年度版 岡山企業年報』　発行者:安藤展義、発行所:株式会社瀬戸内経済レポート、2010年11月発行。

外部リンク

* 萩原工業ホームページ

もう一度検索