蓬田駅

蓬田駅（よもぎたえき）

蓬田駅は、青森県東津軽郡蓬田村大字阿弥陀川字塩千に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）津軽線の駅です。津軽線の主要駅である青森駅と蟹田駅の間にあり、地域住民の足として利用されています。

歴史

蓬田駅は、1951年（昭和26年）に日本国有鉄道（国鉄）の駅として開業しました。開業当初は有人駅で、貨物や荷物の取り扱いも行っていましたが、時代の流れとともに無人化が進み、貨物、荷物の取り扱いも廃止されました。

1951年（昭和26年）12月5日：日本国有鉄道（国鉄）の駅として開業。
1958年（昭和33年）10月21日：小口扱を除く貨物の取り扱いを廃止。
1961年（昭和36年）10月：夜間無人化（青森 - 蟹田間夜間併合閉塞化に伴う）。
1968年（昭和43年）7月21日：貨物の取り扱いを完全廃止。
1985年（昭和60年）3月14日：荷物の扱いを廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
2001年（平成13年）12月：管理駅である蟹田駅からの駅員派遣廃止により、無人化。
2008年（平成20年）12月：新駅舎が竣工（待合室のみ）。
2019年（令和元年）6月1日：蟹田駅業務委託化に伴い、管理駅が青森駅に変更。
2024年（令和6年）10月1日：えきねっとQチケのサービスを開始予定。

駅構造

青森方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を有する地上駅です。かつては島式ホーム1面2線でしたが、津軽海峡線開業時に構内有効長が短く、長編成の貨物列車に対応できなかったため棒線化されました。

駅舎は2008年（平成20年）12月に建て替えられ、待合室のみのシンプルな構造となっています。

津軽海峡線開業前は交換駅であり、タブレット交換が行われていました。夜間無人化以降は青森 - 蟹田間で併合閉塞となり、タブレット交換は行われなくなりました。開業当初は駅長配置の直営駅でした。

利用状況

2000年度（平成12年度）の1日平均乗車人員は99人でした。

駅周辺

駅周辺には、蓬田村の行政機関や公共施設が集まっています。

国道280号
蓬田村役場
外ヶ浜警察署蓬田駐在所
陸奥蓬田郵便局
東つがる農業協同組合蓬田支店
蓬田村立蓬田小学校

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■津軽線

中沢駅 - 蓬田駅 - 郷沢駅

脚注

駅の情報（蓬田駅）：JR東日本

関連項目

* 日本の鉄道駅一覧

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