蔵本町(くらもとちょう)は、
徳島県徳島市の北西部、
加茂名地区に位置する町名です。蔵本町一丁目から蔵本町三丁目までが存在し、
2008年の調査では
人口1,449人、754世帯が暮らしています。
地理
蔵本町は、
徳島市街地の西部に位置し、北側をJR
徳島線が東西に走っています。町の中心部には
国道192号が通り、交通の便が良い地域です。
蔵本町の特徴として、
徳島県立中央病院と
徳島大学病院が隣接していることが挙げられます。この二つの病院を中心に、周辺には多くの医療機関が集積し、
徳島県下における一大メディカルゾーンを形成しています。
なお、「蔵本」の名を冠する蔵本運動公園や蔵本球場、蔵本公園プールは、蔵本町ではなく隣接する
庄町に位置しています。
歴史
江戸時代、この地は蔵本村と呼ばれていました。
明治時代に入ると加茂名村に、
大正4年からは加茂名町の
大字となりました。現在の蔵本町という町名になったのは
昭和12年のことです。
昭和12年には、町の一部が
佐古山町、
南蔵本町一丁目から三丁目、
蔵本元町一丁目から三丁目、上佐古町一丁目から六丁目、佐古町一丁目から十六丁目、
南佐古町一丁目から十六丁目として分離しました。
施設
蔵本町には、以下の教育・医療機関、その他施設があります。
徳島大学
龍昇経理情報専門学校
徳島県立中央病院
徳島大学病院
天満病院
シネアルテ(映画館)
八坂神社
蔵清水(湧水)
過去には
徳島県立看護専門学校や、商業施設のくらもとパティオも存在していました。
交通
鉄道
四国旅客鉄道(JR四国)
徳島線:
蔵本駅
バス
徳島バス・
徳島市営バス:「大学病院・中央病院前」バス停、「医学部前」バス停
道路
一般国道:
国道192号
都道府県道:
徳島県道151号蔵本停車場線、
徳島県道・香川県道1号徳島引田線
参考資料
角川日本地名大辞典 36
徳島県(
1986年 ISBN 4040013603)
徳島市ホームページ