西鈴蘭台駅

西鈴蘭台駅：神戸電鉄粟生線の駅

西鈴蘭台駅は、兵庫県神戸市北区北五葉一丁目に位置する、神戸電鉄粟生線沿線にある駅です。駅番号はKB42。1970年6月5日、粟生線の鈴蘭台西口～藍那間に新設されました。

歴史

開業からしばらくの間は、西鈴蘭台駅は3面4線の構造で、1番線と2番線は新開地からの終着列車が使用していました。しかし、2001年3月、これらのホームは廃止され、現在はコインパーキングとして再利用されています。

1992年には駅舎の全面改装が行われ、バリアフリー対応のトイレやベビーシートの設置など、利用者の利便性向上のための整備が行われました。

平成初期には新開地駅から西鈴蘭台駅を折り返す列車が多く運行されていましたが、1991年のダイヤ改正で、これらの列車は三木駅まで運行区間が延長されました。2017年3月25日のダイヤ改正で、昼間の時間帯に西鈴蘭台駅発着の列車が復活しました。この列車の一部は藍那駅や見津車庫で折り返し運転を行います。

駅構造

現在の西鈴蘭台駅は、相対式2面2線のホームを持つ地平駅です。鈴蘭台寄り単線、志染寄り複線の行違い構造で、ホームの有効長は5両分となっています。駅舎は3番線（粟生行きホーム）側に位置し、4番線へは跨線橋で連絡しています。

駅務遠隔システムが導入されており、有人駅員は常駐していませんが、駅舎に係員が配置されることが多いため、実質的には有人駅と同様の運用が行われています。自動券売機、自動改札機、自動精算機などはセンター駅から遠隔操作されています。

利用状況

2022年度の1日あたりの乗車人員は約3715人です。

駅周辺

駅の改札口は南側（3番線・粟生方面）にのみ設置されているため、駅舎の北側へ行くには神鉄食彩館横の跨線橋を利用する必要があります。

バス路線

神鉄バスの路線案内では、鈴蘭台駅との混同を防ぐため、「西」の文字を赤字で表示しています。また、「西鈴蘭台駅」を「西鈴駅前」と略記している路線もあります。

隣の駅

まとめ

西鈴蘭台駅は、歴史と変化を遂げてきた駅です。現在も利用者の利便性向上のための取り組みが続けられており、地域住民にとって重要な交通拠点としての役割を担っています。駅周辺の環境やバス路線の情報と合わせて、西鈴蘭台駅の概要を理解していただければ幸いです。

もう一度検索