赤野仁美
赤野仁美（あかの ひとみ、1974年7月27日生まれ）は、大阪府大阪市出身の元女子柔道家であり、総合格闘家です。彼女は、Smack Girlミドル級の元王者として知られています。
赤野は中学校1年生から柔道を始め、夙川学院高校、日本体育大学と進学し、柔道に打ち込みました。セコム柔道部時代には、2000年のイタリア国際柔道大会で優勝し、全日本強化選手にも選ばれるなど、その実力を高く評価されていました。しかし、その後柔道から離れ音楽活動などを行っていました。
その後、高校時代の同級生であった藤井惠が在籍していたAACCにダイエット目的で入門したことをきっかけに、総合格闘技の世界に足を踏み入れました。
2004年11月26日、G-SHOOTOで藪下めぐみ戦で総合格闘技デビューを果たしましたが、判定負けを喫しました。しかし、その後めざましい活躍を見せ、2005年8月17日には、SMACKGIRL 2005 〜Dynamic!!〜 で開催されたThe Next Cinderella Tournament 2005の59kg級トーナメント決勝で端貴代に一本勝ちし、見事優勝を果たしました。
さらに、2006年7月23日には、スマックガールのグラップリングトーナメントGRAPPRING QUEEN TOURNAMENT 2006のミドル級（58kg）で優勝を飾りました。同年9月15日には、第2代スマックガールミドル級（58kg）女王決定戦でモーリー・ヘイゼルを相手に、腕ひしぎ十字固めによる一本勝ちで王座を獲得しました。
2007年5月には、アブダビコンバット女子60kg級に出場し、1回戦でカサンドラ・ブラソに勝利しましたが、準決勝でキーラ・グレイシーに敗れました。3位決定戦では端貴代に敗れ、4位という結果になりました。同年9月6日、スマックガールミドル級（58kg）王座の初防衛戦で再び端貴代と対戦しましたが、判定負けを喫し、王座から陥落しました。
2008年2月14日、スマックガール無差別級トーナメントに出場し、1回戦で藪下めぐみに一本勝ち、準決勝ではHIROKOに一本勝ちを収めました。決勝ではジュネル・マルケスと対戦予定でしたが、スマックガールの活動停止により、決勝は実現しませんでした。
2008年11月16日、JEWELS旗揚げ戦でHARIと対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを収めました。
2009年2月22日、ADCC世界大会アジア予選女子60kg超級に出場し、佐藤瑞穂にアームロックで一本勝ちを収め、日本代表の座を手にしました。
2009年4月11日、Strikeforce初参戦となったStrikeforce: Shamrock vs. Diazでクリスチャン・サイボーグと対戦しましたが、TKO負けとなりました。この試合は、普段赤野が試合をする60kg前後よりも5kg以上重い146ポンド（約65.8kg）契約で行われましたが、さらにサイボーグが前日計量で150.5ポンド（約68.5kg）と体重超過しました。試合を断る権利もありましたが、最終的には試合を受諾しました。
2009年9月26日、アブダビコンバット2009・女子60kg超級1回戦でアネッチ・エスタッキと対戦し、アームバーで一本負けを喫しました。
2010年3月19日、JEWELS 7th RINGのメインイベントでHIROKOと約2年ぶりに再戦しましたが、1-2の判定負けとなりました。
2010年8月13日、ShoMMA: Strikeforce Challengers 10で行なわれた女子ウェルター級（61kg）トーナメントに出場し、1回戦でカリーナ・ダムに腕ひしぎ三角固めで一本勝ちを収めましたが、続く決勝でミーシャ・テイトに0-3の判定負けとなり、準優勝となりました。
2010年12月30日、戦極 Soul of Fightでロクサン・モダフェリと対戦予定でしたが、ロクサンの体調不良（感染性の胃腸炎）によりドクターストップとなり、不戦勝となりました。試合中止は両者がリングインして発表されました。
2011年7月9日、JEWELS 15th RINGでロクサン・モダフェリと対戦し、判定勝ちを収めました。
2012年1月21日、ProElite 3でサラ・マクマンと対戦し、判定負けを喫しました。
2012年7月28日、Invicta FC 2でアレクシス・デイビスと対戦し、チョークスリーパーで一本負けとなりました。
2013年7月31日付でAACCを退会し、現役を引退しました。
赤野の趣味は曲作りであり、入場テーマ「空のすきまから」「reality」はいずれも彼女自身の作曲によるものです。格闘技だけでなく、音楽の才能も持ち合わせています。
総合格闘技
試合数：21
勝利：8
敗北：12
無効試合：1
グラップリング
試合数：詳細不明
勝利：詳細不明
敗北：詳細不明
スマックガール The Next Cinderella Tournament 2005 -59kg級 優勝
第2代スマックガールミドル級王座
スマックガール GRAPPRING QUEEN TOURNAMENT 2006 ミドル級 優勝
来歴
赤野は中学校1年生から柔道を始め、夙川学院高校、日本体育大学と進学し、柔道に打ち込みました。セコム柔道部時代には、2000年のイタリア国際柔道大会で優勝し、全日本強化選手にも選ばれるなど、その実力を高く評価されていました。しかし、その後柔道から離れ音楽活動などを行っていました。
その後、高校時代の同級生であった藤井惠が在籍していたAACCにダイエット目的で入門したことをきっかけに、総合格闘技の世界に足を踏み入れました。
2004年11月26日、G-SHOOTOで藪下めぐみ戦で総合格闘技デビューを果たしましたが、判定負けを喫しました。しかし、その後めざましい活躍を見せ、2005年8月17日には、SMACKGIRL 2005 〜Dynamic!!〜 で開催されたThe Next Cinderella Tournament 2005の59kg級トーナメント決勝で端貴代に一本勝ちし、見事優勝を果たしました。
さらに、2006年7月23日には、スマックガールのグラップリングトーナメントGRAPPRING QUEEN TOURNAMENT 2006のミドル級（58kg）で優勝を飾りました。同年9月15日には、第2代スマックガールミドル級（58kg）女王決定戦でモーリー・ヘイゼルを相手に、腕ひしぎ十字固めによる一本勝ちで王座を獲得しました。
2007年5月には、アブダビコンバット女子60kg級に出場し、1回戦でカサンドラ・ブラソに勝利しましたが、準決勝でキーラ・グレイシーに敗れました。3位決定戦では端貴代に敗れ、4位という結果になりました。同年9月6日、スマックガールミドル級（58kg）王座の初防衛戦で再び端貴代と対戦しましたが、判定負けを喫し、王座から陥落しました。
2008年2月14日、スマックガール無差別級トーナメントに出場し、1回戦で藪下めぐみに一本勝ち、準決勝ではHIROKOに一本勝ちを収めました。決勝ではジュネル・マルケスと対戦予定でしたが、スマックガールの活動停止により、決勝は実現しませんでした。
2008年11月16日、JEWELS旗揚げ戦でHARIと対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを収めました。
2009年2月22日、ADCC世界大会アジア予選女子60kg超級に出場し、佐藤瑞穂にアームロックで一本勝ちを収め、日本代表の座を手にしました。
2009年4月11日、Strikeforce初参戦となったStrikeforce: Shamrock vs. Diazでクリスチャン・サイボーグと対戦しましたが、TKO負けとなりました。この試合は、普段赤野が試合をする60kg前後よりも5kg以上重い146ポンド（約65.8kg）契約で行われましたが、さらにサイボーグが前日計量で150.5ポンド（約68.5kg）と体重超過しました。試合を断る権利もありましたが、最終的には試合を受諾しました。
2009年9月26日、アブダビコンバット2009・女子60kg超級1回戦でアネッチ・エスタッキと対戦し、アームバーで一本負けを喫しました。
2010年3月19日、JEWELS 7th RINGのメインイベントでHIROKOと約2年ぶりに再戦しましたが、1-2の判定負けとなりました。
2010年8月13日、ShoMMA: Strikeforce Challengers 10で行なわれた女子ウェルター級（61kg）トーナメントに出場し、1回戦でカリーナ・ダムに腕ひしぎ三角固めで一本勝ちを収めましたが、続く決勝でミーシャ・テイトに0-3の判定負けとなり、準優勝となりました。
2010年12月30日、戦極 Soul of Fightでロクサン・モダフェリと対戦予定でしたが、ロクサンの体調不良（感染性の胃腸炎）によりドクターストップとなり、不戦勝となりました。試合中止は両者がリングインして発表されました。
2011年7月9日、JEWELS 15th RINGでロクサン・モダフェリと対戦し、判定勝ちを収めました。
2012年1月21日、ProElite 3でサラ・マクマンと対戦し、判定負けを喫しました。
2012年7月28日、Invicta FC 2でアレクシス・デイビスと対戦し、チョークスリーパーで一本負けとなりました。
2013年7月31日付でAACCを退会し、現役を引退しました。
人物
赤野の趣味は曲作りであり、入場テーマ「空のすきまから」「reality」はいずれも彼女自身の作曲によるものです。格闘技だけでなく、音楽の才能も持ち合わせています。
戦績
総合格闘技
試合数：21
勝利：8
敗北：12
無効試合：1
グラップリング
試合数：詳細不明
勝利：詳細不明
敗北：詳細不明
獲得タイトル
スマックガール The Next Cinderella Tournament 2005 -59kg級 優勝
第2代スマックガールミドル級王座
スマックガール GRAPPRING QUEEN TOURNAMENT 2006 ミドル級 優勝
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