轟二郎

轟 二郎（とどろき じろう）

基本情報

轟二郎は、本名を三浦康一とし、1954年8月19日に静岡県三島市で生まれました。2020年8月2日、65歳で大腸がんによってこの世を去りました。彼は日本のコメディアン、タレント、そして殺陣師として知られています。

幼少期からの歩み

静岡で成長した轟は、小中学校では体操や卓球に親しむ日々を送りました。高校時代にはビリヤード大会での優勝を果たすなど、さまざまなスポーツに秀でていました。日大三島高等学校を卒業後の1973年、若駒プロに加入し、殺陣師及びスタントマンとして芸能界入りを果たします。

芸能活動の始まり

彼のキャリアのスタートは、1970年代のテレビ番組『金曜10時!うわさのチャンネル!!』での活躍でした。この番組で一躍名を馳せ、「轟」という芸名はこの会議中にスタッフの一人が発した言葉から名付けられました。続いて、『びっくり日本新記録』では本名で挑戦者として出演し、「チャレンジボーイ」として毎週参加し、特に逆立ち相撲では日本一にもなりました。

バラエティ番組と俳優業

轟はバラエティ番組での活動を続けながら、俳優としても数々の作品に出演しました。1980年から1981年の『翔んだカップル』ではレギュラー出演し、同番組で使った「ボキ（僕）はね」という表現は流行語となりました。1980年には水島びんとコンビを組んで「コント百連発」を結成し、多くのファンから愛される存在となりますが、1981年には解散しました。

後年の活動と健康問題

その後も結婚式の司会や地方の番組のMCとして幅広く活動していましたが、健康を害し脳梗塞を患います。静岡に帰郷した後は治療に専念し、2014年からはエフエムぬまづの朝の番組「モーニングスプラッシュ」を担当。2016年には静岡新聞でコラムを執筆し、晩年までラジオやブログで自身の活動を発信していました。

最後の日々

2020年の2月には東京で行われた節分会に最後の公の場として参加しました。1年半の闘病生活を経て、神奈川県内の病院で家族に見守られながら息を引き取りました。

主な出演作品

映画

• - ミスターどん兵衛（1980年）
• - セーラー服と機関銃（1981年）
• - 借王シャッキング4（1998年）
• - トリック劇場版2（2006年）
• - トリガール！（2017年）

テレビドラマ

• - 寺内貫太郎一家2（1975年）
• - はぐれ刑事（1975年）
• - 翔んだカップル（1980-1981年）
• - 銭形平次（1982年）

バラエティ番組

• - びっくり日本新記録
• - お笑いスター誕生!!
• - 金曜10時!うわさのチャンネル!!
• - ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!

ラジオ

• - 轟二郎のご一緒しましょう！そうしましょう！
• - モーニングスプラッシュ

まとめ

轟二郎は、一度見たら忘れられない魅力を持ったコメディアンでした。彼のユニークなキャラクターと明るい笑顔は、多くの人々に愛され続けています。彼の活動は生涯にわたって多岐にわたり、後世に残る影響を与えました。

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