道の駅なんぶ

道の駅なんぶについて

道の駅なんぶ（読み：みちのえき なんぶ）は、山梨県南巨摩郡南部町に所在し、国道52号線沿いに位置する道の駅です。これは、山梨県内では21番目の道の駅で、国道52号線沿いでは4番目、南部町内では2番目の道の駅となります。

概要

道の駅なんぶは、2017年11月17日に認定を受け、翌年の2018年4月27日に竣工、同年7月21日に開駅しました。この道の駅は、国道52号南部バイパスと中部横断自動車道南部インターチェンジに隣接しているため、一般道だけでなく自動車道利用者にとってもアクセスしやすい場所にあります。また、このエリアは新直轄方式が採用されており、パーキングエリアの代替としても機能しています。さらに、災害時には地域の避難所としての役割も担っています。

道の駅なんぶは、静岡県熱海市に本社を持つ株式会社TTCが指定管理者として運営を行っており、『食のテーマパーク』として地域の特産品を中心とした飲食の提供や販売を行っています。特に、南部町特産の南部茶や、焼津漁港からの新鮮なマグロを使った料理が人気で、訪れる人々に地元の味を楽しんでもらえるよう工夫されています。また、南部茶や地元の野菜、周辺地域の特産品も購入することができます。

施設の紹介

道の駅なんぶには多様な施設があり、訪れる人々に便利さと楽しさを提供しています。開館時間は午前9時から午後5時までで、レストランは午後4時まで営業しています。なお、時期によっては営業時間が変更になる場合があります。道の駅なんぶは年中無休で営業しています。

建物内施設

• - 特産物販売所「なんぶ・村の駅」：地元の特産品を中心に様々な商品を取り扱っています。
• - レストラン「南部よろこび茶食堂」：南部茶を使用した料理や地元の新鮮な食材を使ったメニューが堪能できます。
• - 南部氏展示室、観光情報室、情報発信コーナー、道の駅SPOT、キッズルーム、多目的室などがあります。

屋外エリア

屋外の施設も充実しており、24時間利用可能なエリアが設けられています。ここには、情報発信拠点としての屋外型モニターや、南部三郎光行公像、ドッグランエリア、芝生公園、そして多目的広場があります。また、108台の駐車スペースがあり、そのうち40台は24時間対応のため、長時間の利用も可能です。

交通アクセス

道の駅なんぶへのアクセスは非常に便利です。自動車を利用する場合は、中部横断自動車道南部インターチェンジに近接しており、ICから直接アクセスできる連絡路が設けられています。また、新東名高速[[道路]]の新清水インターチェンジから国道52号を利用すると、約30分で到着します。さらに、東京の新宿駅からは約2時間30分、甲府駅からは75分、新富士駅からは50分の距離です。大型バスでの利用も事前予約により可能です。

電車でのアクセスもできます。内船駅からは車で約7分、また南部町の循環バスを利用すると中野バス停から徒歩5分で到着できます。ただし、日祝日や年末年始は運休となります。

周辺情報

道の駅なんぶ周辺には、24時間営業のローソン南部インター店や、アリメント工業本社、船山温泉、南部アルカディア温泉などの施設があります。この中野地区は南部町の北端に位置し、身延町へもアクセスが可能です。身延山久遠寺へは国道52号を北上し、約10分で到着します。

道の駅なんぶは、地域の魅力を感じられる場所であり、多くの訪問者に愛されています。その豊富な施設や食文化を楽しみに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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