道の駅シルクウェイにちはら

道の駅シルクウェイにちはら

道の駅シルクウェイにちはらは、島根県鹿足郡津和野町池村に位置し、国道9号沿いにあります。この施設は津和野町が所有し、株式会社津和野開発が担っており、地域の活性化と観光促進に寄与しています。

施設の概要

道の駅には、55台分の駐車場が整備されており、普通車用が44台、大型車用が11台、そして身障者用が2台設置されています。また、トイレ施設も充実しており、男性用は大8器、小18器、女性用は24器、身障者用は3器があります。さらに、公衆電話やFAX、レストラン、売店、コンビニエンスストア（Yショップ）も完備されており、旅行者が必要とする様々なニーズに応えています。

レストランには、せいさく（10:00 - 20:00）やらーめん屋（11:00 - 20:00）があり、多彩な食事を楽しむことができます。売店やコンビニでは地域の特産品や日用品が扱われており、長旅の疲れを癒してくれるでしょう。休憩所や公園も併設されており、移動中のひとときをリラックスして過ごせます。情報コーナーは24時間利用可能で、旅行者に必要な情報を提供しています。公衆無線LANやベビーベッド、シャワーも完備しているため、非常に便利な施設と言えます。

アクセスとバス路線

道の駅シルクウェイにちはらへのアクセスは、国道9号を利用することが結構便利です。ここにはバスターミナルも併設されており、日原（道の駅）の名で知られるバス停が利用できます。津和野エクスプレス（大阪 - 津和野）、広益線（広島 - 益田）、津和野線（益田 - 津和野）など、石見交通や阪神バスも運行しており、地域内外への交通が充実しています。特に、2008年からは広益線も停車するようになり、アクセスの利便性が向上しました。

周辺の観光地

道の駅シルクウェイにちはらの周辺には、美しい自然が広がっており、高津川が流れています。また、JR西日本の山口線の青原駅も近く、便利な移動手段として利用されています。津和野町は歴史的な観光地が点在しており、特に津和野開発によって地域の観光資源が更に磨かれています。

株式会社津和野開発の意義

株式会社津和野開発は、道の駅シルクウェイにちはらの他に道の駅津和野温泉なごみの里や日原天文台を運営しています。かつては製糸業で知られた石西社が運営母体であり、その名は道の駅の名称にも表れています。近年、地域資源の活用と観光振興に力を入れ、地域の魅力を広く発信しています。

沿革

道の駅シルクウェイにちはらの歴史は1929年にさかのぼります。設立当初は生糸の販売組合としてスタートし、長い歴史を持つ企業が道の駅の運営に移行しました。1999年に運営管理が始まり、以降地域の観光拠点として重要な役割を果たしています。2017年には複数の関連企業が統合し、株式会社津和野開発に再編成され、地域発展のための基盤が整いました。

このように、道の駅シルクウェイにちはらは、観光スポットとしてだけでなく、地域の文化や歴史を体験できる貴重な場所です。旅行者にとって、ここを訪れることは新たな発見の場となることでしょう。

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