道の駅今治市多々羅しまなみ公園

今治市多々羅しまなみ公園の概要

愛媛県今治市にある「道の駅今治市多々羅しまなみ公園」は、国道317号沿いに位置する観光スポットで、株式会社しまなみが運営を行っています。この公園は、四国八十八景の58番目の景観としても認識されています。訪れる人々には、自然の美しさや地域の特産品が楽しめる場となっており、特にサイクリストにとっては憩いの場として重宝されています。

沿革

この道の駅は、1999年の8月27日に越智郡上浦町に「上浦町多々羅しまなみ公園」として登録されました。2005年1月には上浦町が今治市と合併したことに伴い、名称が「今治市多々羅しまなみ公園」に変更されました。

2015年には、しまなみ海道に隣接する道の駅が「愛媛マルゴト自転車道」のコースとして選ばれ、特にサイクリストに人気のスポットとして重点道の駅に指定されました。続いて、2017年4月には全国初の民営化が実施され、より便利で快適なサービスを提供するようになりました。

その翌年、2018年には、四国八十八景の58番目として「サイクリストの聖地と多々羅大橋」が選定され、注目を集めています。

主な施設

公園内には多様な施設が揃っており、まず駐車場には普通車107台、大型車6台、身障者用3台が用意されています。また、トイレは24時間利用可能で、男性用は大3器、小7器、女性用は9器、身障者用が1器設置されています。公衆電話もあり、不測の事態にも対応できる環境が整っています。

レストランと物産品

公園内には、10:00から16:00まで営業しているレストランがあります。地元の食材を取り入れたメニューを楽しむことができ、特産品コーナーでは地域の名産品を購入することが可能です。喫茶コーナーでは、軽食や飲み物を楽しみながら、リラックスした時間を過ごすことができます。

レンタサイクルとしあわせの鐘

サイクリング愛好者には嬉しいレンタサイクルのサービスも整っており、お好みのコースで周辺を楽しむことができます。また、「しあわせの鐘」という、姉妹橋提携を記念したシンボルも設置されています。

アクセス

道の駅へのアクセスは大変便利で、国道317号線沿いに位置しています。公共交通機関を利用する場合、大三島バスストップから徒歩で約10分の距離です。また、瀬戸内海交通急行便を利用すると、今治桟橋から約55分で到着します。しまなみライナーを利用すれば、福山駅からも約50分、広島バスセンターからは約1時間50分で訪れることができます。フェリーを利用する場合は井口港から徒歩で約30分です。

周辺の魅力

周辺には多々羅温泉や多々羅大橋、大三島橋などの観光名所があります。また、大山祇神社も近くにあり、観光や歴史散策にも適したエリアとなっています。これらの魅力的なスポットを訪れることで、今治市多々羅しまなみ公園の滞在をより楽しむことができるでしょう。

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