配達時間帯指定郵便

配達時間帯指定郵便について

配達時間帯指定郵便は、2013年10月1日から開始された、郵便物を指定した時間帯に配達するサービスです。これは、かつて存在した翌朝10時郵便の後継サービスにあたります。

概要

配達時間帯は、午前（8時～12時）、午後（12時～17時）、夜間（17時～21時）の3区分から選択できます。ただし、指定できる時間帯は、「速達で最短で配達できる時間帯」を基準として決まります。例えば、速達で翌日午後に配達される地域の場合、指定できるのは「翌日午後」「翌日夜間」「2日後午前」のいずれかとなります。また、「配達日指定」オプションとの併用はできません。

時間帯は指定できますが、時間帯内の細かい時間指定はできません。また、再配達サービスとは異なり、差出時に時間帯を指定する点に注意が必要です。

利用方法

配達時間帯指定郵便を利用する際には、専用の伝票に記入するか、Webゆうプリで印刷する必要があります。また、差出日時から指定時間帯に配達可能かを郵便局員が判定する必要があるため、郵便局の窓口で差し出す必要があります。ポストへの投函はできません。

利用できるのは、定形郵便物と定形外郵便物に限られます。配達時間帯指定郵便には、書留扱いと普通扱いの2種類があり、それぞれ専用の伝票が必要です。

書留扱いの場合

書留扱いの場合、受領印またはサインが必要となるため、不在の場合は不在通知が投函され、郵便物は郵便局に持ち戻られます。

普通扱いの場合

普通扱いの場合は、原則として受取人への手渡しを試みます。会社宛ての場合は、受取人本人ではなく、普段書留郵便を受け取っている担当者（総務担当者や受付嬢など）に手渡ししても構いません。個人宅宛ての場合は、同居の家族への手渡しでも構いません。受取人が不在の場合は、郵便受けに配達されます。

書留扱い、普通扱いともに、追跡番号が付与されるため、郵便追跡サービスを利用して配達状況を確認できます。

料金

料金は、書留扱いと普通扱いのどちらも共通で、以下の通りです。

250g以内：440円
1kg以内：570円
4kg以内：920円

取扱いのできない地域・場所

以下の地域や場所では、配達時間帯指定郵便の取り扱いができません。

定期便が毎日運航されていない島しょ
著しく交通が困難な山間部
法令等で立ち入りが禁止・制限されている場所（ただし、当該施設等から許可や申請等がある場合は配達可能）

併用できるオプションサービス

書留扱いの場合：一般書留、現金書留（どちらかが必須）
普通扱いの場合：なし

関連項目

郵便
翌朝10時郵便
郵便追跡サービス
書留郵便
速達郵便
宅急便タイムサービス

外部リンク

* 配達時間帯指定郵便

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