野々口駅

野々口駅（ののくちえき）

野々口駅は、岡山県岡山市北区御津野々口に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）津山線の駅です。長きにわたり地域の足として利用されています。

歴史

1898年（明治31年）12月21日：中国鉄道本線（現在の津山線）の開業と同時に駅が設置されました。
1944年（昭和19年）6月1日：中国鉄道の鉄道部門が国有化され、国有鉄道津山線の駅となりました。
1962年（昭和37年）3月1日：貨物の取り扱いが廃止されました。
1983年（昭和58年）3月1日：荷物扱いが廃止され、駅員が配置されない無人駅となりました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となりました。
2020年（令和2年）2月8日：新しい駅舎の供用が開始されました。

駅構造

野々口駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、列車交換設備があります。駅舎はありますが、岡山駅が管理する無人駅です。かつては棒線化されましたが、津山線の高速化事業によって交換設備が復活しました。下り側の1番線を上下本線、上り側の2番線を上下副本線とする一線スルー方式が採用されています。ホーム間の移動は構内踏切を利用します。

2019年12月頃から新駅舎建設のため、便所が解体され、その跡地に新駅舎が建設されました。新駅舎完成後、旧駅舎（一部取り壊されて小型化されたもの）は解体されました。

新駅舎は、待合所を備えたシンプルな構造です。反対側のホームには待合室があります。新駅舎の完成後、隣接してトイレが整備されました。

のりば

全通過列車と、行違いのない停車列車は、上下線に関わらず1番のりばに停車または通過します。
反対方向からの通過列車と行違いを行う停車列車は、上下線ともに2番のりばに停車します。
停車列車同士が行き違う場合、津山方面行き（上り）は1番のりば、岡山行き（下り）は2番のりばに入ります。
かつては平日と土曜日に1本のみ当駅始発の岡山行きの列車が存在しましたが、2022年3月12日をもって廃止されました。

利用状況

近年の一日の平均乗車人員は以下の通りです。

（省略）

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

カバヤ食品本社・岡山工場
ダイシン電機本社工場
御津野々口郵便局
岡山市立御津南小学校
国道53号
岡山県道81号東岡山御津線
岡山県道218号玉柏野々口線

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）
津山線

■快速「ことぶき」（上り1本）：金川駅 ← 野々口駅 ← 法界院駅
■快速「ことぶき」（下り1本）・■普通：金川駅 - 野々口駅 - 牧山駅

脚注

（省略）

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

* 野々口駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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