野辺地町立馬門小学校

青森県上北郡野辺地町に位置していた野辺地町立馬門小学校は、1877年（明治10年）に開校し、2023年（令和5年）に146年の歴史に幕を閉じた公立小学校です。閉校時点での児童数は20名でした。

沿革

馬門小学校は、地域の変遷とともに歩んできました。

1877年（明治10年）1月24日 - 馬門小学として開校。
1879年（明治12年）11月2日 - 馬門村大平ノ下に校舎を新築し移転。その後、旧番所跡へ移転。
1887年（明治20年） - 馬門簡易小学校と改称。
1892年（明治25年） - 馬門尋常小学校と改称。
1893年（明治26年）7月13日 - 再度、大平ノ下に校舎を新築し移転。
1910年（明治43年）7月7日 - 馬門字家ノ上に校舎を新築し移転。
1923年（大正12年）7月7日 - 校舎を新築移転。
1941年（昭和16年）4月1日 - 国民学校令により、馬門国民学校と改称。
1946年（昭和21年）
3月31日 - 高等科を併置。
9月3日 - 青森青年師範学校付属青年学校の分校となり、開校式を挙行。
1947年（昭和22年）4月1日 - 学制改革（六・三制施行）により、野辺地町立馬門小学校と改称。同時に、高等科生は野辺地中学校へ移籍。
1948年（昭和23年）3月31日 - 青森青年師範学校付属青年学校の分校が廃止。
1979年（昭和54年）3月 - 新校舎が完成。
2022年（令和4年）11月12日 - 閉校式典を挙行。
2023年（令和5年）3月31日 - 野辺地町立若葉小学校への統合により閉校。

通学区域

馬門小学校の通学区域は、馬門一区・馬門二区でした。

アクセス

十和田観光電鉄バス「馬門小学校前」バス停下車後、徒歩約230m（約4分）。

周辺情報

馬門小学校の周辺には、以下の施設があります。

馬門児童公園
馬門公民館
遍照寺
野辺地湾
国道4号野辺地バイパス
青い森鉄道線

参考文献

『青森県教育史 別巻』（青森県教育委員会・1973年12月20日発行）「学校沿革 小学校」808頁「馬門小学校」（1948年の記載分まで）

関連項目

青森県小学校一覧
野辺地町立野辺地中学校 - 主な進学先。中学校は存続。

外部リンク

野辺地町ホームページ
まちblog野辺地 -野辺地町沿革-

馬門小学校は、146年という長きにわたり、地域の子供たちの成長を見守り続けてきました。閉校は、地域にとって大きな出来事であり、多くの人々に惜しまれながら、その歴史に幕を閉じました。

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